私は花吐き病 64 ページ22
乱数side
「もう!!幻太郎が驚かすようなこというから
こんなことになったんだよ!」
「本当に申し訳ないです、(栞)」
『…ううん、元はと言えば
私が危ないところにいたから……』
(栞)にあとから話を聞くと
外にたくさんの雪が積もって 綺麗な景色だと
シブヤの街を見渡していた時
丁度幻太郎が部屋に入ってきたとの事。
幻太郎から見れば今にも飛び降りそうな気がして
つい大声を上げてしまった結果
(栞)が驚いて滑り落ちそうになった所を
僕が急いで手を引いて みんなで助けた
って所かな。
「今の(栞)なら、やりかねない気がして……」
『いくら私でもそんな死に方はしないよ…』
「ですよね、本当にすみません。」
あのまま(栞)が落っこちていたらと思うと
想像するだけで恐ろしい。
改めて間に合ってよかったと実感する
『…あのね、乱数』
ふいに(栞)が口を開く
「ん?」
『…話したいことがあるの、
もう、逃げたりしないから 今度こそ聞いて欲しい』
「うん、…わかったよ。
僕もちゃんと話したいことがある」
「なら、俺達は別の部屋に…」
『ううん、幻太郎も帝統もいてくれて構わない。
みんなに聞いて欲しいの』
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たんたん - とてもいい作品でした ……… たくさん泣いてしまいました 作ってくれてくれありがとうございます (8月17日 9時) (レス) @page44 id: c71d350c23 (このIDを非表示/違反報告)
ゆンぼぉ - 感動してっ………泣きました、うん。これ見て泣かない人はいなi((個人による またこーゆーガチ素敵な小説作ってください!(スライディング土☆下☆座☆) (2023年4月9日 22時) (レス) @page44 id: e38417b7d4 (このIDを非表示/違反報告)
ミツキ - 感動しました泣きましたっ…この作品を作っていただいてありがとうっ…ございます。 (2020年12月9日 19時) (レス) id: ec419398fd (このIDを非表示/違反報告)
十鞠 - 心が、きゅっとなりましたぁぁ!!貴方は天才ですか?いや、天才だわ(確信) (2019年8月15日 16時) (レス) id: fb05fdae18 (このIDを非表示/違反報告)
Shiori(プロフ) - 赤砂晋助さん» 返事が遅くなり申し訳ありません……!語彙力低下するほど良かったと思ってくださって嬉しいです(´;ω;)また近々更新致します!(`・ω・´) (2019年7月30日 20時) (レス) id: 82c195a08a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Shiori | 作成日時:2019年6月10日 22時