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「ふふ、やっぱり見てくれてたんだ」
「当たり前だろ?」
「…んじゃー、たまに挨拶被せたりとかしてたのも気づいてた?」
「っ…、やっぱりあれわざとか!」
「んははっ、藤ヶ谷見てないと思ってさ。
…でもま、ファンの間ではちょっとした騒ぎになってたみたいだけどなぁ」
クスクスと楽しそうに過去を懐かしむ北山に、俺の心臓は今にも爆発しそうなくらい煩い鼓動を鳴らしていた。
「8周年…走り切ったな」
「そうだね」
「9年目も突っ走ろうな!」
「うん」
「あー、今年も新しい事いっぱいやりてぇなぁ」
もし…もしも今から伝える言葉で、この笑顔を失う事になってしまったら…って。
だけどもう、伝えるって決めたんだ。
「俺も…。…俺も新しい事、したい」
「お、いいねいいね!聞かして?」
「……っ…き…北山…」
「ん?」
首を傾げてなぁにと微笑む北山に、深呼吸してからゆっくりと伝えた。
「…北山の、9年目のプライベートも…知りたいんだ」
「……うん?」
「…っ、知りたいだけじゃなくて、…俺は…北山のプライベートな時間を共有したいと思ってる」
だめか…こんなんじゃ伝わらない…
そう思って別の言葉を考えていると、北山の口がポカンと半開きになり、…ゆっくりと頬が赤く染まっていった。
その顔を見て、きちんと意図する事が伝わっていると確信して、改めて真面目に想いを伝えた。
「……ずっと、北山の事を見てたよ。
だから9年目は見てるだけじゃなくて…隣にいさせてください」
節目の8周年を迎えた今日、俺は賭けに出た。
ずっと欲しかった北山に振り向いてもらうために、ついに一歩踏み出したんだ…。
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絢音(プロフ) - みーちゃんさん» みーちゃん♪この度は良縁に恵まれ、直接生の感想を頂くという尊い時間をありがとうございました!いやはやしかし生談義は良いですなぁ〜(*゚▽゚*)これからも素敵な藤北お届けできるように妄想に励みます←笑。 (2019年10月27日 11時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - もえさん» もえさん♪たいぴの胸にお顔ぐりぐりみったん、会員向けプレミアム雑誌(空想)に載せてもらいたいですよねぇー!それだけで我々は生きていけますね(^^)2人のもだもだした恋愛の行く末を見届けて下さりありがとうございました!番外編も頑張ります! (2019年10月27日 11時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - たいちゃんらぶさん» たいちゃんらぶさん♪読み返しのところの追描写に納得してくれてホッ…。気持ちを自覚してからのみったんはかわいいの宝庫でしたね!笑。番外編も引き続き楽しんでもらえるように執筆中でございます♪いつもありがとうございます! (2019年10月27日 11時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - ここさん» ここさん♪確かに、自分を北山さんにと太輔さんにと置き換えてみても双方とお付き合いしたくなるような魅力が詰まっていますよね(^^)そんな素敵な2人が無事にくっ付いて作者もホッとしているところです。番外編はひたすらに甘々いちゃいちゃさせたいと思いつつ…笑 (2019年10月27日 10時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - ちぐさん» ちぐさん♪ようやくみっくんの心を手に入れた太輔さんはこれからいっぱい幸せな気持ちで満たされることでしょう!次は身体も…(〃ω〃)でもその描写番外編に入るかな…?ありがとうございました! (2019年10月27日 10時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:絢音 | 作成日時:2019年8月10日 23時