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「ぁ…あぁ…っ…イク…イっちゃ…っ」
「ん…俺も…っ」
「やっ、あっあっ、ひろっ、そんなっ、あぁっ」
北山の手が先端の括れを引っ掻くように刺激を与えてくる。
先っぽをグリグリと弄られて手の動きが更に速まる。
「あっ…あぁんっ、だめっ、イク…っ」
「っ…くっっ…」
「あぁあっ…っ」
腰がガクガクと震えて迫り来る欲を同時に吐き出すと、北山は俺の頬を包んでフッ…と目を細めた。
あぁ…大事にされてるなって、その顔を見ていつも思うよ。
愛してるって…見つめられると、俺はいつも泣きたくなって目を逸らす。
途端に頬を伝い落ちる涙を、温かな手が拭って…熱い唇でちゅ…ちゅ…ってなぞられる。
好きだよ、きたやま。
好きすぎて…これ以上好きになるのが怖くなるんだ。
止まることを知らない思いに、止められない気持ちにどうしようもなく怖くなって…言葉にならない気持ちに支配されて、助けてって縋りたくなる。
「…っ」
「ふふ…たーいすけ」
「っ…ん…」
「可愛いね」
そんな俺の気持ちを、伝えた事など一度も無い筈なのに…北山は何もかも分かっているみたいに俺をとろとろに甘やかす。
泣いちゃって…かわいいねって、眩しいものを見るような目で俺を見るんだ。
北山の熱を奥まで受け入れながら、しがみ付いて必死に北山の名前を呼んだ。
もうこの頃にはいつも理性が飛んじゃうから、ひろみつ、すき、きもちいい、…って、そんな事しか言えなくなってしまうんだ。
最奥の突き上げに耐えきれず先に達すると、一呼吸置いて北山が快感に顔を歪める。
それからブルっと身体が震えて、北山がドサっと上に落ちてくる。
汗ばむ身体を受け止めると、ムクっと起き上がり至近距離で見つめられて、ふふっと愛おしげに微笑まれキスの雨が降ってくる。
「……ひろみつ」
ねぇ、俺が名前で呼ぶだけで…そんなに嬉しそうな顔で笑ってくれるんだね。
「ひろ…っ…」
手を伸ばしてぎゅーっとキツく抱きしめると、目の前がゆらゆらと揺らめき始めた。
不思議だね。好きが溢れると、涙になるんだ…。
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絢音(プロフ) - はっちみつさん» はっちみつさん、初めまして♪作者の北藤を愛でて下さりありがとうございます(^^)こちら現在連載中の「俺とお前のHUGKISS」へと続いておりますので、よければそちらもぜひ遊びにきて下さると嬉しいです♪今後も北藤は強く推していきたいと思います！ (2019年7月29日 0時) (
レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
はっちみつ(プロフ) - はじめまして。こんなに素敵な北藤に出会えて感激してます。漢みっくんと可愛いたいPを今後も楽しみにしてます！ (2019年7月28日 22時) (レス) id: 4caade0e16 (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - さくらさん» さくらさん、初めまして♪日頃よりリピートして頂いているようで嬉しいです♪北藤はまだまだマイナーのようですが、北藤ちゃんの可愛さがもっと浸透すればいいのにと思う今日この頃です(^^)かわいい太輔さん、お届けできるよう頑張ります♪ (2019年7月26日 14時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - めぐさん» めぐさん、初めまして♪北藤の沼もハマってしまえば底無しなので、これからも細々と普及活動を行いつつ北藤ちゃんを愛でていきたいと思います！移行先でもまたお願いします(^^) (2019年7月26日 14時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - はじめまして。この作品の北藤が好きすぎて、いつも更新を楽しみに見させて頂いています(´-`)他の作品も何度も読み返してしまうほど好きです。私は北藤が好きなのですが、あまり北藤の小説を見つけないので嬉しいです！これからもかわいい藤ヶ谷くん楽しみにしてます！ (2019年7月20日 23時) (レス) id: 3c1a22a277 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絢音
| 作成日時：2019年6月15日 17時
