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「でもどうしよ…、こんなに寝たからまた夜寝れなくなっちゃうかも…」
「そしたらさ、昼間したかった事…する?」



俺の提案にパァッと明るい表情になり、ソファーに並んで映画観たいっと大声で叫んだ。
その瞬間太輔のお腹からきゅるる…とかわいらしい音が鳴り、お腹を押さえながら恥ずかしそうにへへ…と笑った。



「その前におなか空いちゃった…」
「〜〜っ」



あぁ、かわいいっ。
どうしてこうもかわいいんだろうかこの子は…っ。

この極上のかわいさは絶対に惚れた欲目などではないはずだ。



脳内から一気に語彙力が喪失したみたいに、俺は胸の内でかわいいかわいいと唱え続けていた。



「さすがにゼリー1個でこの時間まで寝続けてたら空くって」
「えへへ…」
「何食べたい?出前でも頼むか?」
「……何でもいいの?」
「おうっ」
「そしたら…朝きたやまが作ってくれたごはんがいいな」



高いごはんより、きたやまが作ってくれたごはんの方が大好きだよ。

そんな嬉しい事を言ってくれる健気な恋人の空腹を満たすべく、俺は朝食用に作っておいたものは自分用にして、出来立ての同じメニューを太輔の前に置いた。
それだけの事なのに偉く感動して目がうるうるになっている。
ひと口ごとに噛み締めながら美味しいねと味わう姿を見れるだけで、何でも作ってあげたいって思えるんだ。



それから並んでDVD鑑賞をした。

薄灯りに設定したライトが良い雰囲気作りの役を担っていて、指を絡め手を繋いで…時折見つめ合ってキスをして…。

眠くなるまでベッドの中でたくさん話をして、太輔の目がだんだん強請るように熱が篭ってきて、たくさん休んだから大丈夫と腰を押し付けてくる積極的さにここは可愛がってやらなきゃ男じゃないと覆い被さった。





今日はまだ、終わらない。

涙の理由 ※1→←4



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絢音(プロフ) - はっちみつさん» はっちみつさん、初めまして♪作者の北藤を愛でて下さりありがとうございます(^^)こちら現在連載中の「俺とお前のHUGKISS」へと続いておりますので、よければそちらもぜひ遊びにきて下さると嬉しいです♪今後も北藤は強く推していきたいと思います! (2019年7月29日 0時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
はっちみつ(プロフ) - はじめまして。こんなに素敵な北藤に出会えて感激してます。漢みっくんと可愛いたいPを今後も楽しみにしてます! (2019年7月28日 22時) (レス) id: 4caade0e16 (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - さくらさん» さくらさん、初めまして♪日頃よりリピートして頂いているようで嬉しいです♪北藤はまだまだマイナーのようですが、北藤ちゃんの可愛さがもっと浸透すればいいのにと思う今日この頃です(^^)かわいい太輔さん、お届けできるよう頑張ります♪ (2019年7月26日 14時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - めぐさん» めぐさん、初めまして♪北藤の沼もハマってしまえば底無しなので、これからも細々と普及活動を行いつつ北藤ちゃんを愛でていきたいと思います!移行先でもまたお願いします(^^) (2019年7月26日 14時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - はじめまして。この作品の北藤が好きすぎて、いつも更新を楽しみに見させて頂いています(´-`)他の作品も何度も読み返してしまうほど好きです。私は北藤が好きなのですが、あまり北藤の小説を見つけないので嬉しいです!これからもかわいい藤ヶ谷くん楽しみにしてます! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 3c1a22a277 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:絢音 | 作成日時:2019年6月15日 17時

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