君だけを想ってる OS (ページ4)

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「それってＯＫってことでいいのかな｣

え？

「どうしよう、嬉しい」

両手で口を覆い、信じられないといった感じ

「いや、あの、ラブレター貰ったことがうれしいって意味で、OKとかそういう意味じゃなくて…」

「今日から私たち彼氏と彼女だね」

「ち、ちょっと待って」

「私は『中山愛』よろしくね、翔。

じゃあ、また明日ね」

翔って

呼び捨て・・・

ていうか、彼氏と彼女？？

僕これからどうなるのー？

それから『中山』は毎日、休み時間になると僕の教室に遊びに来た

「翔～！」

教室いっぱいに広がる声

「あのさ…。そんな大声出さなくてもわかるから」

「だって、早く翔と話したかったんだもん」

なんて嬉しそうに言う

「ねえねえ、今度の日曜日２人でどこか行こう」

「２人？」

「うん。ほら最近、近くに出来た水族館、そこに行きたいな」

「うーん、ってごめん。その日はお母さんと買い物に行くんだった」

「えー」

「服買ってもらう約束してて、その日逃したら当分買ってもらえないかもしれないし」