六十二話＿組合＿ ページ22
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「おはようございまーす」
「おはよう諸君！」
翌日。
今日も治と共に出社する。
というか聞いて欲しいんだけど、今朝はニコライ君が訪れていたから本当に危なかったんだよね。
ニコライ君が帰った一分後くらいに治来たから。あの時は本気で焦った。
……誰に向かって話してんだろ私。疲れてるのか…。
「A、お前が入ってから太宰の遅刻が格段に減った……本当に助かっている」
「いやいや、それ程でも」
国木田君相当参ってたんだな……。と彼を哀れに思い、ついでに原因を横目で確認すると其の本人はどこ吹く風だった。おいおま。
軽く会話を交わしながら暇を潰していると、段々と社員達がやって来る。敦君は可哀想だった。
今だって治に言いくるめられて報告書書かされそうだし。
「君にも関わる話だよ。君に懸賞金を懸けた黒幕の話だ」
「判ったんですか！？」
よし一寸待て。
真逆今日が組合が探偵社に突撃してくる日だったとは……。
いやでも時期はこれぐらいか…。忙しくなるぞ。
この先の事を考えている間にも治は出資者について明かし、そこに国木田君が組合の噂を並べていく。
「＿＿＿＿まるで三文小説の悪玉だ。第一そんな連中が何故敦を？」
「(ごめんそれ知ってるわ)」
「直接訊くしかないね、逢うのは難しいだろうけど巧く相手の裏をかけば＿＿＿」
そこで言葉が途切れる。
其の理由は、慌てた様子の谷崎君が勢いよく扉を開けて入ってきたからだ。
嗚呼、来たなとヘリのブレードの音を聞きながら思う。
先程から段々と此方に近付いて来る数人の呪力が上空にあったのだ。
「＿＿＿……先手を取られたね」
治が苦々しく呟いた瞬間、背の高い金髪男性＿＿フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド＿...彼と一瞬、目がかち合った。
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Lara - 今日初めて見つけたんですけど好きすぎて一気に全話読んじゃいました！更新も気長に待っときまーす！ (5月10日 21時) (
レス) @page34 id: f21b034dc4 (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - ｳｩ……き、気長に待ってますよぉぉｯ！ (2月21日 19時) (レス) id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
ｍ(プロフ) - 又、ツイステは私もクルーウェル先生が大好きなのでそう言って貰えてとっても嬉しかったです。これからもずっと、よんこいちさんの活動を応援しております。2回にわたり長々と失礼しました。 (2月4日 12時) (レス) id: 87bc4141db (このIDを非表示/違反報告)
ｍ(プロフ) - コメント失礼します。よんこいちさん、更新についてきちんと伝えて下さりありがとうございます。私は、作者さんが使命感などのザワザワとした気持ちを持った状態でいられることは、私も経験があるので不安です。できればふわっとした気持ちで楽に過ごして欲しいです。 (2月4日 12時) (レス) @page34 id: 87bc4141db (このIDを非表示/違反報告)
トッテン - 作者からを読ませていただきました！私も中々手が進まない時よくあって気持ちめっちゃわかります…。この作品大好きなので何年でも待ち続けます！！アニメのマルソーの場面めっちゃ好きでしてこの小説はギルド戦で終わりにするという感じでしょうか🤔 (1月28日 10時) (レス) @page34 id: e12076433d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よんこいち | 作成日時：2023年8月18日 19時
