4話 ページ4
タケミチくんとの出会いから約三日。
私はまだ彼のことを諦め切れていなかった
「うー…タケミチくぅん…」
吉「まだ言ってるの？メアド交換したんだから、それだけで十分でしょ？」
十分なわけあるか！私は一刻も早くタケミチくんの姉としてタケミチくんを甘やかしたいのだよ！
とりあえずメールで毎日、弟になるよう声をかけてはいるがやっぱり軽く受け流されている
「この際、他の子を探すしかないのかなー…」
吉「そうした方がいいかもね。失恋の悲しみは新しい恋でしか埋められないって言うからね！」
別に恋はしてない。語弊がありすぎるよ
ため息をついて窓から外の景色を眺める。
なんとかしてタケミチくんをゲットしたいけど、耐久戦は嫌いだ
私の誘いをすぐ受け入れてくれるのが一番ありがたい
でもタケミチくんはそんな感じじゃないし…
「何ならタケミチくんに紹介してもらおうかな」
我ながら名案じゃないか。
そうしたら簡単に情報を手に入れられる！
これで今日の放課後の予定は決定〜
思わず笑みをこぼせば、隣から吉子が「何か企んでるね」って言ってきた
「タケミチくんを利用させてもらう」
吉「…あー、武道くんかわいそ」
吉子の言葉に耳を傾けながら、タケミチくんにメールを送る
優しいタケミチくんのことだから断ることなんてないだろう
そろそろ授業が始まるので電源を切ろうとするとすぐに携帯が振動した
ん？まさかタケミチくんもう返信してくれたの？
再度メールを開き、内容を見てみる
「…え、どういうこと…」
吉「ん？どうしたの？顔真っ青だよ？」
「ごめん、吉子！早退する！先生には体調悪いからって言っておいて！」
吉「え！？ちょっと…！待ってよ！」
吉子が何か言っているが、あいにくそんなところではない。
緊急事態だ。
私は早急に帰る支度をして、教室を出る
「待っててね、タケミチくん…！今助けに行くから…！」
___________
差出人:花垣 武道
宛名:月夜さん
件名:
助けてください
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1909人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Sena(プロフ) - 夢主の弟大好きオーラ？アピール？が大好きです！万次郎な、イザナに執着されてるところとかほんとに大好きです！！現在、更新停止中ですが、また更新再開してくだされば嬉しいです！ (2022年2月13日 4時) (
レス) id: 61121e16fc (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - ショコラさんの小説私が好きな作品ばっかりで、びっくりしました!これからも応援してます！ (2021年9月6日 17時) (レス) id: 935b93b187 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - ぐれぃぷさん» そ、そんなに愛叫ばれたら頑張るしかないじゃないですかっ！！頑張りますよ！！ぐれぃぷさんのコメントめちゃくちゃすきです!!!ありがとう！！！ (2021年8月29日 12時) (レス) id: c75afab750 (このIDを非表示/違反報告)
ぐれぃぷ - まっっって面白すぎませんか。もしかして主様神ですね？？？？？（当たり前）えもうちょっと大好きすぎです。ちょ無理です何回も発狂しました。ガッチで更新超絶待ってます！！うひゃぁ好き！！！まじで面白すぎて死ぬ！！！ずっと応援します！！！！！！ (2021年8月27日 10時) (レス) id: 3f7d3f91bb (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - おいさん» ですよね!!(笑)半間そういうところあるから愛らしいのです(( 我が家の半間は毎回こんな感じで甘々なんですよ。おいさんのためにも更新頑張ります！ (2021年8月24日 22時) (レス) id: c75afab750 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ショコラ | 作成日時：2021年6月28日 0時
