【番外編】 浮気疑惑…? ページ39
(NOside)
ある日、キメツ学園ではとある噂が回っていた。
‶花波先生と煉獄先生が全く話していない"と。
何時もはラブラブな二人がだ。
____きっかけは、休日のとある日だった。
(煉獄side)
俺は、少しばかりに残った仕事を片付け散歩にでも出かけようかと思っていた。
千寿朗にさつま芋がたっぷり入った味噌汁を作ってもらおうか。
そんな事を呑気に考えながら、俺は町をブラブラ歩いていた。
しかしとある女性の後ろ姿を見つけ、足はピタリと止まった。
華奢な体、美人な要素を詰め込ませた顔。
間違いなく花波だと確信した。
そしてその隣には___、男。
………………男??
と、思わず俺は二度見をしてしまった。
男の顔をよく見る。
パッチリとした大きな目に、小さい顔、高い鼻。
俗に言う、イケメンというものだ。
俺の心の中には、どす黒い嫉妬心と怒りが込み上げていた。
仮にも恋人という存在がありながら、浮気をしている花波に対しての怒り。
また、自分では満足さえもさせられないという俺自身への怒り。
そして、花波があの男に取られてしまわないかという嫉妬心。
今すぐにでも花波を問い詰めたい気持ちで体が動きそうだったが、何とか抑え込み家に帰った。
食欲もわかず、気分も浮かない。
俺では、何か不足している部分があったというのか…?
それとも、いとも簡単に崩れる様な関係だったというのか…?
疑問だけが俺を取り巻き、時間が過ぎてゆく。
気付けば日も暮れており、いつもならば就寝している時刻だった。
もう今日の事は忘れよう。
乱暴に布団を出し、俺は夢の中に落ちていった__。
_________________________
短いけど次行きます。
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ジルマル(プロフ) - 瑠碧さん» コメントありがとうございます('◇')ゞとても励みになります✨ (1月2日 20時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 受験頑張って下さい! (12月27日 19時) (レス) @page41 id: 8e4f2df418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジルマル | 作者ホームページ:uranai.nosv.org/u.php/hp/marubonyoro/
作成日時:2023年10月1日 0時