selfish girl

32 ページ32

・




・








目頭が熱くなってくる。









…だめ、









これ以上見たら傷ついちゃうに…









早くこの場からどかなきゃいけないのに









…足が…っ…動かない…。









北人「そんな意見気にしなくていいの。美波は何も悪くないよ。」







美波「…いや、私が悪いんです…実力がないから…。もっと努力しなi」







北人「何言ってんの？充分過ぎるほど美波は努力してるよ。」









大事そうに美波ちゃんを見つめる北ちゃんを見て









私の中で何かが切れた。









・








・









気づいたら自分の部屋に駆け込んでいて









我慢していた涙が一気に溢れ出した。









A「…っ……ぅ〜……っ(泣)」









どんどんベットのシーツにシミをつくっていく。









…あぁ、急に走り出しちゃった。




翔吾さん心配してるかな、びっくりしちゃったかな。









…心配は…、



かけちゃ、ダメだ。









A「………っ………ぅ(泣)」







周りに聞こえないように




一生懸命声を押し殺して泣いた。









涙が止まらない理由なんて知らない。









誰に対しての怒りなのか、何に対しての悲しみなのか、分からない。









怒りの矛先が定まらない。









……









そう……だから、いつも最終的に自分に向いて


自己嫌悪に陥ってしまうんだ。









_______________“美波”は何も悪くないよ








_______________充分過ぎるほど“美波”は努力してるよ









最後に…









A「………最後に名前呼んでもらったの…いつだっけなぁ…っ……？」









・





・









いっそ、美波ちゃんが悪い子だったら良かったのに…








_______________






あと少し


・



・



___________




こんばんは、作者です。



今日中に出そう…と思っていたらいつのまに日付超えてました…ははっ。



コメントしてくださった皆さんありがとうございますm(_ _)m




最近コロナが流行ってますね。皆さんもお気をつけください。



早く推しに会いたい…ﾎﾞｿｯ





なんかインスタLIVEとか、…にんじんリレーとかも流行ってますよね…(笑)



推し達の顔が見れたり、

声が聞けたり、絡みが増えたり…嬉しい限りです


以上作者から。続きの更新をお楽しみに。

33→←31

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す