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深澤side
ラ「ね〜、ふっかさんこの後どうする?」
深「この水を使った美味しい料理…とか食べいく?流石に尺取短すぎだし…」
念願だった冠番組のロケ1発目。
早々に水を手に入れてしまった俺達は、どうやって尺を伸ばすか頭を抱えていた。
深「ほら、この辺美味しい料理屋あるでしょ?」
ラ「んー、そうだね。とりあえずやれる事はやろう!」
料理屋を探そうと歩き出した俺達が見つけた一件の和食屋。見た目も雰囲気も良さそうなその店にラウールがアポをとりに行けばあっさりとOKを貰えた。
深「いやぁ〜楽しみ」
ラ「っても、あと800円しかないけどね…あ、てかね。お店の店員さんすっごい美人さんなんだけど誰かに似てるんだよなぁ」
深「え?なに?誰?」
「んー、誰だっけかぁ」と考えてるラウールに笑いながら、ガラッと扉を開いた。
『いらっしゃいませ』
長い髪を一つに結んだ背の高めの店員さんが俺達に頭を下げて出迎えてくれる。美人なんて言うもんだからちょっと楽しみにその人が顔を上げるのを待っていた。
『「…え?」』
綺麗にハモった2つの声。
目の前の彼女は大きな目をまん丸にして俺を見ているし、それはきっと俺も同じ。
深「A?」
4年前、俺らの前から突然姿を消したメンバーが…目の前にいるなんて誰が信じられる?
ラ「あっ!そうだ!白雪舞ちゃんですよね?そっくりって言われません?」
深「いやいや、ラウ…本人だから」
ラ「何言ってんすかふっかさん、こんなところに本人がいるわけ…ってええ?!」
…見間違えるはずがない。目の前にいるのは正真正銘白雪舞。いや、今は白雪Aと言うべきだろうか。
『お願いだから。近づかないで』
4年ぶりに会えた君の第一声は、あまりにも冷たく店に響いた。
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翔太担 - 最後までお疲れ様です。凄く面白かったです。これからも頑張ってください! (2020年9月5日 0時) (レス) id: 068f257b0f (このIDを非表示/違反報告)
YUME(プロフ) - 翔太担さん» 1番だなんて…嬉しすぎて嬉しすぎてやばいです(;ω;)これからも1番と言ってもらえるように頑張ります(*^o^*) (2020年8月31日 23時) (レス) id: de8f33b569 (このIDを非表示/違反報告)
翔太担 - 今読んでるお話の中で一番おもしろいです! (2020年8月31日 20時) (レス) id: 068f257b0f (このIDを非表示/違反報告)
YUME(プロフ) - みんとさん» コメントありがとうございます!結婚してくださいなんて…是非ともお願いします(笑)見切り発車のこの作品ですが、楽しんで頂けるように頑張ります(^^) (2020年8月21日 0時) (レス) id: de8f33b569 (このIDを非表示/違反報告)
みんと - さいっこうに面白いです!あの、よければ結婚してくださi((((((((殴 尊敬します! (2020年8月20日 15時) (レス) id: 117f5f4d5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YUME | 作成日時:2020年8月15日 23時