検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,735 hit

九話 ページ10

まひる「・・・えっ?」
炎龍「そ・・そうなの!?アルファモンは僕達と同じなの!?」
アル「そうだよ。見本になるかどうか分からないけどね」
蒼狼「気付かなかった;」
アル「デジタルワールドには僕やアルディ、シエルの他にも4体。金卵から生まれたデジモンがいる。そして僕を含めた全員が・・・適合者がいた事を誇りに思っているよ。後悔した事が無いよ。神童として生まれた事を」
まひる「・・・アルファモン・・その人・・適合者って・・・」
『おい、アルファモン』
アル「アルフォース」
アルフ『全部片付いたぞ。まひると炎龍、蒼狼を連れて白帝城に帰れ』
アル「・・・分かったお疲れ様。じゃあ帰るよ」
炎龍・蒼狼「はーい」
まひる(アルファモンは・・・ずっとずっとその適合者さんをたった一人の家族だったんだろうな・・・)
私はそう思いながら白帝城に帰って行った
明日の昼過ぎ
コンコン
炎龍・蒼狼「ん?」
アル「入るよ。炎龍、蒼狼」
炎龍・蒼狼「アルお兄ちゃん!(ニコッ」
アル「お菓子持って来たけど食べる?」
炎龍「食べる♪(ニコッ」
蒼狼「ねぇ、アルお兄ちゃん」
アル「何?」
蒼狼「まひる、今日起きてからずっと本を読んでいるんだ。何かあったのかな?」
アル「そうなの?まひる」
まひる「!アルファモン・・・」
アル「どうしたんだ?具合でも悪い?」
まひる「うんうん。体は平気だよ・・・」
私は下の方に向いた
アル「・・・まひるが気にしているのは自分が死んだら。炎龍と蒼狼はどうなってしまうんだろうきっと悲しみだろうってそんな所だろ?」
まひる「!!」
炎龍「・・・そうなの?」
まひる「・・・うん・・私は人間界にいる時・・私は体が弱く・・何もかも無に近い存在だったかも知れない。でもデジタルワールドに連れて来られたのはびっくりしたけど嬉しかった。けど・・炎龍と蒼狼と本当の家族になりたいって考えるようになって・・・それから・・ロイヤルナイツと竜騎さん達とも・・・」
私はスカートを握っていた
アル「まひる、それは竜騎も悩んでいたんだよ」
まひる「竜騎さん・・・も?」
アル「うん。まひると同じ事を言っていたよ」
まひる「・・・」
炎龍「僕達にはまひるしかいないんだよ?」
蒼狼「そうだよ。その時が来るまで一緒にいようよ!(ニコッ」
まひる「・・・そうだよね。私達はとっくに家族同然だよね・・・」
炎龍「これからは一人で悩まないでね(ニコッ」
まひる「うん(ニコッ」
蒼狼「約束だよ(ニコッ」

十話→←八話



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.1/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:竜帝の伝説 , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:マヒル | 作成日時:2019年1月31日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。