【ハイキュー!!】男装やめたらモテ期来た。 (ページ9)

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男装やめて8日目ページ9

『天童先輩ナイッサー！』

天「頑張っちゃうから見ててネー☆」

部活中にも関わらず、手を振ってくる天童先輩。

監督に見つかったら殺さますよー。

俺はコートの外で休憩中。次のゲームから俺はレギュラーの皆さんに混ざってやる。

監「紅鏡!!よそ見してんじゃねぇ!!!」

『ぎゃっ!!サーセン!!!』

なんで俺だけ!?天童先輩は!?

天童先輩の方を見ると、何食わぬ顔でサーブを打っていた。

なんでだよっ!!!!!

「あ、紅鏡。次サーブだぞ。」

『んあ？…ああ！俺か!!』

そう言えば俺は２軍の先輩達とゲーム中だった。ボーッとレギュラーの皆さんの方見てた。(๑＞؂•̀๑)ﾃﾍﾍﾟﾛ

「紅鏡、ナイッサー…」

女だと分かったからか、何だか先輩達の態度がぎこちない。

俺に打ってくるサーブは弱いし、上げてくるトスは低い。

すっげえやりずらい。

しかも、いつも腹筋などの二人組でやる基礎練の時、ペアの五色までもがなんだか緊張していた。

他のレギュラーの皆さんは普通なのになんでだ…

『…ま、いつも通りやるか。』

そう呟いてボールを高く上げる。

そして威力もスピードもいつも通りにサーブを打つ。

バシンッッ!!!!!

放ったサーブは相手コートに綺麗に決まった。

『よっしゃ。』

天「Aちゃん！さっすがだネー!!!」

一軍コートから天童先輩が声を掛けてくれた。

『あざーーーッス!!』

監「コラァァァ!!!紅鏡!!よそ見すんなって言ってんだろ!!!」

『ぎゃぁぁぁぁ!!!サーセンッ!!!』

なんでまた俺だけ!?

監「練習試合は明後日だぞ!!気ぃ抜くな!!」

『はいっっっっ!!!!!』

そうだった。東京合宿を掛けた練習試合は明後日。東京行ってみたいし、気合い入れていくぞ!!

牛「A。次、こっちに入れ。」

『はいっっっっ！』

牛島先輩に呼ばれ、俺は一軍コートへ駆け出した。