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男装やめて5日目 ページ6

☆side五色☆

朝練中。サーブ練習をしていると牛島さんに呼ばれた。

五「なんでしょうね?」

白「さぁ?週末に練習試合でも入ったんじゃないか?」

呼ばれたのはレギュラーの先輩質と俺。

そして、なぜか女子用の制服を着ているA。

『実は俺、皆さんに隠していた事があるんです…』

なんだ?なんで女子用の制服なんて着てんだ?

隠していた事ってなんだよ。

そう言おうとした時

『俺、女なんです。』

と、突然のカミングアウト。

…え?女?Aが?オンナ?

皆さん俺と同様に驚いているのか誰も何も言わずに、沈黙が体育館の中に流れる。

Aの方を見ればスカートの裾をギュッと掴み、フルフルと震えている。

顔は赤くなり、目を伏せている。

大きめな瞳は緊張からか涙で潤んでいた。

ドクン

…なんだ?

ドクン

…なんでこんなに心臓がドキドキする?

なんでか分からないけど、Aから目が離せない。

ドクン、ドクン

気持ちを落ち着けようと、牛島さん、大平さん、白布さん以外の人たちと大声を出すも心臓は一向に落ち着かない。

いつも通りに戻ったA。でも、俺にはいつもより輝いて見えた。

天「工〜☆」

五「て、天童さん!?…な、なんですか?」

天「バレバレだヨ!Aの事みてたんデショ〜」

ば、バレてた!?…さすがに見すぎてたかな…。

天「落ち着きな。工。こっちで話すヨ。」

そ言って天童さんは俺の肩を掴み、どこかへ連れていく。

Aには朝練はいいから。と、大平さんが言ったらしい。

天「…む。つ…。工!!! 」

五「は、はいっ!?!?」

天「ボーッとしすぎダヨー。ほら、こっちこっち。」

天童さんが手招きする方へ行くと、さっきのカミングアウトを聞いていた人達が集まってなにやら離していた。

でも、俺の耳には全く入らない。

頭の中はさっきのAの姿でいっぱい。

ドクン、ドクン、ドクン

Aの事を考えるだけで心臓が跳ねる。

これって、なんて言うんだっけ?

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奈々 - まあ、いいじゃんか。寝言なんか。 (2021年7月11日 18時) (レス) id: c7b850bf22 (このIDを非表示/違反報告)
一花 - ローストビーフてwwwwwwwww (2021年7月11日 15時) (レス) id: c7b850bf22 (このIDを非表示/違反報告)
ひめたん - ローストビーフてwwwww (2017年9月3日 23時) (レス) id: 2e81ebfb56 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - ローストビーフwww (2017年9月3日 21時) (レス) id: dfef77bffe (このIDを非表示/違反報告)
あなざーいか(プロフ) - 蘭花さん» すみません!!とんでもないミスを…。御指摘ありがとうございます!!!! (2017年2月3日 7時) (レス) id: 09de84b3c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あなざーいか x他1人 | 作成日時:2016年11月3日 21時

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