【ハイキュー!!】男装やめたらモテ期来た。

男装やめて41日目 ページ44

牛「気をつけ。礼。」

「『「「ありがとうございました!!」」』」

青城での練習試合は無事終わった。

烏野に勝ったから、もうすぐ東京で合宿だー！

岩「おいA。これやるよ。」

『ん？…お菓子ですか？』

青城に挨拶をし終わり、バスに乗ろうとしたら岩泉先輩がお菓子をくれた。

岩「あの、その…さっきは悪かったな////」

『ああ！いえいえ、気にしないでくださいよ！』

岩「お詫びの気持ちだ。受け取れ。」

そんなの要らないのになぁ。

大丈夫っすよー。と、言おうとしたら岩泉先輩は俺に無理やりお菓子を押し付けて走って行ってしまった。

白「A。早くバス乗れよ。」

『は、はいっ！』

バスの方へ向かいながら後ろを振り返ると、及川先輩が大きく手を振っていた。

及「Aちゃん！ウシワカちゃん！次は負けないからねー!!!」

『望むところです!!』

俺は及川先輩達に大きく手を振り返し、バスに乗った。









天「いや〜。疲れたネ〜。」

瀬「けど、東京合宿決まってよかったな！いつからだっけ？」

白「そう言えば聞いてませんね。」

『そうっすね。監督!!合宿っていつからっすか？』

監「明後日だ。」

『…え？今、なんて？』

監「明後日だ。」

俺はその時、バスの中の時間が止まったように感じた。

コーチが運転する音だけが聞こえる。

「「「『あ、明後日!!!???』」」」

監「そうだ。よって明日の練習は無し。支度をしとけよ。」

ヤバいよヤバいよ。

明後日?????急すぎだよ。

な、何持ってけばいいんだろ…。

東京って、何か持っていった方がいい物とかあるのかな…。

あ。そうだ。東京の人に聞いてみよ。

俺は携帯の電源を入れ、あるゲームアプリを開いた。

最近人気のソーシャルゲーム。

最近ハマって結構やってる。

俺はメッセージ機能を使って、ある人にメッセージを送った。

redmirror【突然すみません！明後日東京に行く事になったのですが、何か持っていった方がいい物ってありますか？】

redmirrorというのは俺のアカウント名。:紅鏡:をそのまま英語にしただけだけどな(笑)

メッセージを送った数秒後、返信が来た。

P.cat【特にコレってのはないよ。普通に旅行とかに行く感じで大丈夫。】

今、メッセージをくれたP.catさんはこのゲームの神的存在。

バレーをやっているという事でなかよくなった。





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