男装やめて36日目 ページ37
※微妙にピンクありです!
月「ねぇ、早く呼んでよ。」
『…っ呼ばねぇよっ!!!バカ!!!』
月「君って頑固なの?」
もうかれこれ数分は月島に耳を舐められている。
『ひうっ///やぁっ/////』
月「っ…///君ってオンナノコみたいな声出すよね?誘ってんの?」
『ちがっ…///』
体育倉庫に響く声がまるで自分の声じゃないみたい。
ホントにオンナノコの声みたい。
…まあ、オンナノコなんだけどな。
月「ねぇ、いい加減諦めたら?」
『俺はっ、屈しねぇ!!!っ/////』
月「ホントはもっとして欲しいのカナ〜?」
目を細め、意地じわるそうに笑う月島。
くっそぉ…後で先輩達にチクってやる!!!!!
月「お望み通り、もっとしてアゲルヨ。」
そう言うと月島は耳を甘噛してきた。
『ひっ…!?////』
体がゾクゾクッと震える。
これ以上やられたら頭がおかしくなる!!!
月「これでもだめ?」
『け、けー!!!許してくれっ…////』
名前で呼べば、一瞬驚いた顔をしてから嬉しそうに笑って、
月「いいよ。A。」
と言ってきた。
やっとけーは俺の上からどき、俺は解放された。
月「なにしてんの?早く行くよ。」
けーは既に出口へと向かっていた。
けど、俺は…
『こ、腰抜けて立てねぇ…////』
あんな事されたのははじめてで、腰が抜けてしまった。
月「へぇー。君って意外とウブなんだねw」
『うるっせぇー!!!誰のせいだと思ってんだ!!!』
月「しょうがないな。ほら、乗りなよ。」
俺の前にしゃがんで背中をむけてくる。
『わ、悪いな…。』
抵抗する気が失せたから、俺は素直に乗る。
月「君軽っ。ちゃんと食事とってんの?」
けーにおんぶされて白鳥沢へ向かう。
『あ?けーよりは食ってるっつーの。』
月「ふぅーん。」
けーは俺が名前を呼ぶ度に嬉しそうに笑う。
『…カワイイとこあんじゃん。』
月「なに?聞こえなかった。」
『なんでもねーよ!さっさと進め!!!』
月「ちょっ、暴れないでくれる!?」
こんな感じの会話は楽しかったし、
けーの背中はい心地がよかった。
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奈々 - まあ、いいじゃんか。寝言なんか。 (2021年7月11日 18時) (レス) id: c7b850bf22 (このIDを非表示/違反報告)
一花 - ローストビーフてwwwwwwwww (2021年7月11日 15時) (レス) id: c7b850bf22 (このIDを非表示/違反報告)
ひめたん - ローストビーフてwwwww (2017年9月3日 23時) (レス) id: 2e81ebfb56 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - ローストビーフwww (2017年9月3日 21時) (レス) id: dfef77bffe (このIDを非表示/違反報告)
あなざーいか(プロフ) - 蘭花さん» すみません!!とんでもないミスを…。御指摘ありがとうございます!!!! (2017年2月3日 7時) (レス) id: 09de84b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あなざーいか x他1人 | 作成日時:2016年11月3日 21時