【ハイキュー!!】男装やめたらモテ期来た。 (ページ4)

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男装やめて3日目ページ4

『…入りずらっ。』

母の突然のカミングアウト、男装終了の次の日。

白鳥沢学園の女子用の制服を着て俺はいつも通りバレー部の朝練へやって来た。

白鳥沢学園は原則ジャージでの登校は禁止なので仕方がなく制服を着てきたのだが

『…入りずらいよ…。』

昨日まで俺の事を男子だと思っていたチームメイト達の前に、いきなり女子用の制服て出ていくというのはなかなかキツイ。

体育館の前で既に10分は立ち止まっている。

『…よっし。行くか。』

覚悟を決め、体育館のドアを開けようと―

「む？そこのお前。そこで何をしている。」

『ぎゃぁぁぁぁ!!!』

背後からの突然の声に驚き、思わず大声を出してしまった。

『う、牛島先輩…。』

牛「？その声はAか？なぜ女子の制服を着ている。」

見られてしまった…。仕方がない。いずれは言うつもりだったのだから。

『皆さんの前で事情は話します…。』

牛「いや。今聞かせろ。」

何でだよ!!!

牛「なんだ？言えないのか？」

そのまま牛島先輩に迫られる。

逃げようと後ろに下がったが、すぐ後ろは体育館のドアであっという間に追い詰められてしまった。

牛「さあ。観念して答えろ。」

牛島先輩はドアに手をつき、いわゆる【壁ドン】をしてきた。

『す、すみませんっ!!!』

牛「謝らなくてもいい。答えろ。」

取って食われる!!!本能がそう言ってる!!!

「なにしてんの～？若利くん？それからA？」

『て、天童さんっ！！』

いつもなら救世主と思うタイミングだか、今日は最悪のタイミング。

天「おろろ～？A～？」

『あ、あの。俺…』

牛·天「「説明しろ」」

『はい…。』

オワタ。