男装やめて2日目 ページ3
紅鏡A。16歳。
俺は小さい頃からバレーボールが大好きで、1日のほとんどをバレーボールに費やしていた。
そんな俺は北一中に入学。女子バレー部に入部したが、すぐにユース選手として選ばれ部活にはほとんど参加していない。
そして今。白鳥沢学園のバレー部の監督に勧誘をされ、白鳥沢学園に入学。
女子とバレないように男装をして男子バレー部で選手として日々練習している。
が、しかしそんな日々は昨日で終わった。
『ただいまー。』
誰もいない家に帰り挨拶。
虚しいな。我ながら。
元々父親は俺が産まれてすぐに他界しているし、母親は海外で仕事をしているため家には常に1人だ。
『もうただいまって言うのやめようかな…』
なんて言いながらリビングのドアを開けた。
母「おかえり〜!!!かわいいA!!!」
『か、母さん!?なんでいるの!?』
誰もいないはずのリビングには海外にいるはずの母がいた。
母「元気にしてた?あら、身長のびた?」
『俺の事はどうでもいいだろ!!!それよりなんでいんだよ!?電話ぐらいしろって!!!』
母「なによ〜怒らなくてもいいじゃない☆」
元から母は呑気なのだが、さらに呑気になってる気がする…
『で、どうしたんだよ。』
母「今日は、Aに嬉しい報告があってきたの!!」
『嬉しい報告?』
母「そう!お母さん再婚することになったの!!」
は?
再婚?
サイコン?
『はぁぁぁぁぁぁ!?!?!?誰と!?相手は!?』
母「なんとね、白鳥沢学園の理事長サマなのよ!!!」
『リジチョウ!?!?』
驚きがコンボできたよ!!何なの!?!?
母「それでねーA、もう男装しなくていいからね☆」
『うん?なんで?』
母「理事長サマがAは特別って事で女子でも男子バレー部に入れてくれるって!!」
何言ってんだよ理事長。
母「という訳で、Aの部屋掃除しといたから!」
そう言いながら微笑む母。
…嫌な予感がする…
その予感は大当たり。
俺の部屋にあった男装のための道具は全て無くなり、代わりに女子用の制服や化粧品が置いてあった。
『ちょっと!!!母さん!?』
リビングに行くと既に母は居なくて、代わりに置き手紙が置いてあった。
【A
私はもう行かなきゃ行けないので行ってきます!女子高生になれるのは人生で一度きりなんだから楽しみなさいよ☆ 母】
『母さぁぁぁぁん!!!』
こうして、俺男装生活は終わり、女子高生生活が始まった。
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奈々 - まあ、いいじゃんか。寝言なんか。 (2021年7月11日 18時) (レス) id: c7b850bf22 (このIDを非表示/違反報告)
一花 - ローストビーフてwwwwwwwww (2021年7月11日 15時) (レス) id: c7b850bf22 (このIDを非表示/違反報告)
ひめたん - ローストビーフてwwwww (2017年9月3日 23時) (レス) id: 2e81ebfb56 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - ローストビーフwww (2017年9月3日 21時) (レス) id: dfef77bffe (このIDを非表示/違反報告)
あなざーいか(プロフ) - 蘭花さん» すみません!!とんでもないミスを…。御指摘ありがとうございます!!!! (2017年2月3日 7時) (レス) id: 09de84b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あなざーいか x他1人 | 作成日時:2016年11月3日 21時