男装やめて19日目 ページ20
やってもうた…
爆睡してしまった…
しかも今俺がいるのは、川西先輩の背中の上。
ヘビー級の俺がおんぶされている。…川西先輩の骨が心配です…。
『あの、川西先輩…』
川「お。起きたか。」
川西先輩は俺が起きたことに気づいて、ゆっくり降ろしてくれた。
『大変ご迷惑をおかけしました…。』
川「お前、寝言いってたぞ。」
『!?な、なんて言ってましたか…?』
天「【ローストビーフ!!お前は完全に包囲されている!!】」
『ぎゃぁぁぁぁ!!!』
そんなアホみたいな寝言を…!?恥ずかしっ!
白「騒ぐな。ほら、着いたぞ。」
俺はだいぶ川西先輩におんぶされていたようで、少し歩いたらすぐ着いた。
「おはようございます。白鳥沢さんですよね?」
校門の前には、気だるげなセンター分けが1人。
『英!!久しぶりー!!!』
国「…A?久しぶり。」
居たのは同中出身の国見英。青城に進学してたのか〜。
国「控え室はこちらです。」
『英か案内してるなんて珍しいな!いつも面倒くさがってたのに(笑)』
国「ジャンケンで負けた…。」
英ドンマイ(笑)
俺たち白鳥沢は英に付いていく。
国「…ん?A、首のとこどうしたの?」
『首?なんか付いてる?』
首をさするもそれらしい感覚はない。
国「…あのさぁ。」
英はため息をつき、俺をバカにしたような顔で見る。
『な、なんだよ!?』
国「お前、警戒心ってもんがないの?」
『は?』
国「…俺は…。やっぱいいや。着いたよ。」
『なんだよー!!焦らすなよ!!!』
英が含みのあることを言いかけてやめたから気になる!!
国「気をつけなよって事。」
じゃ、と言って英はどこかへ行ってしまった。
…何だったんだよ。
天「フーン…アイツもカナ〜?」
『何がですか?』
天童先輩は何か分かったようだから、聞いてみる。
天「Aちゃんにはまだ早いヨ☆」
天童先輩はそう言って、俺の首に指で触れた。
まるで何か跡でもあるのか、狙ったように1点を。
天「俺だけじゃないじゃん。」
結局、英と天童先輩がなにを考えていたのかは分からずじまいのまま、俺は体育館へと向かった。
325人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
奈々 - まあ、いいじゃんか。寝言なんか。 (2021年7月11日 18時) (レス) id: c7b850bf22 (このIDを非表示/違反報告)
一花 - ローストビーフてwwwwwwwww (2021年7月11日 15時) (レス) id: c7b850bf22 (このIDを非表示/違反報告)
ひめたん - ローストビーフてwwwww (2017年9月3日 23時) (レス) id: 2e81ebfb56 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - ローストビーフwww (2017年9月3日 21時) (レス) id: dfef77bffe (このIDを非表示/違反報告)
あなざーいか(プロフ) - 蘭花さん» すみません!!とんでもないミスを…。御指摘ありがとうございます!!!! (2017年2月3日 7時) (レス) id: 09de84b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あなざーいか x他1人 | 作成日時:2016年11月3日 21時