【ハイキュー!!】男装やめたらモテ期来た。 (ページ18)

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男装やめて17日目ページ18

監「全員揃ったか？行くぞ。」

今日は青葉城西と烏野との練習試合の日。

そして、東京での合宿をかけた練習試合の日。

牛「A。お前はバス酔いするか？」

『俺はしませんよー。』

牛「ならば俺の隣に座れ。」

『牛島先輩の隣りっすか？いいんですか？』

牛「かまわん。」

てな感じで俺は青葉城西までのバスは牛島先輩の隣に座ることになった。

牛島先輩は通路側。俺は窓側になった。

『青葉城西までどれくらいかかるんすか？』

大「そんなにはかからないぞ。大人しくしてろよ。」

『はーい。』

大平先輩に言われたので俺は口を閉じ、静かにする。

…

バスの中では何故か誰も喋らない。

牛島先輩に至っては寝てしまっている。

…暇だなー。

♪

スマホからLINEの着信音が鳴る。

誰からだろ。

【久しぶり～!!及川さんだよ☆】

無視しよ。

既読付けちゃったけどいっか。

♪

また着信音。

【既読無視やめて!?地味に傷つくんだけど!!】

既読無視しよ。

♪ ♪ ♪

うるっせぇわ!!!!!

【無視しないでよー！】

【Aちゃーん】

【≡┗( ^o^)┛≡┏( ^o^)┓≡┗( ^o^)┛】

最後のやつ何なんだよ。

めんどくせぇ先輩だな。

【何なんですか。うるせぇですよ。】

いい加減うるさいのでメッセージを返す。

送ったら秒で既読ついた。

【やっと反応してくれたね！やっぱり俺の事好き何でしょ♥】

既読無視決定。

俺はスマホの電源を切るとカバンの1番奥にしまった。

天「Aちゃん。今の誰から？」

『及川先輩からですよ。』

天「ふーん…」

目を細め何かを考えている天童先輩。

『天童先輩。何考えてるんですか…？』

天「まー…ね？」

そう言うと天童先輩は周りを見回した。

皆さん寝ているようだ。

『…どうしたんですか？』

天「Aちゃん。ちょっといい？」

天童先輩が手招きしたので、俺は天童先輩に近づく。

天「ちょっと俺に首向けて、目つむって！」

『はい？』

訳が分からないが天童先輩に急かされたので、俺は渋々言われた通りにする。

天「ちょっと痛いカモ～」

『えっ!?』

突然首にチリっとした痛みが走る。

天「もうイイヨ～♥」

『な、何したんですか!?』

天「ん～？悪い虫が付かないオマジナイ☆」

『はぁ…』

天童先輩はそう言うと目を閉じ寝てしまった。

…考えても無駄か。俺も寝よ。

疲れていたのか、俺は目を閉じるとすぐに眠りに落ちた。