男装やめて13日目 ページ14
『〜♪』
少し薄暗い外を鼻歌を歌いながら歩く。
学校までは歩くと少し時間がかかるのだが、今は土曜の早朝。バスはない。
『今日の練習はなにかな〜♪』
家からしばらく歩くと長めの登り坂がある。
前にここで牛島先輩がダッシュしていたのを見たので【牛島坂】と俺は呼んでいる(笑)
『よっしゃ!!行くぜぇぇ!!』
牛島先輩と同じように俺もダッシュをする。
登り坂なのですっごくキツイ。
でも走りきる!!!
『あと少しっ!!!』
そして、登り切っー
ドンッ
『うおっ!?』
「!?」
坂の上で誰かにぶつかってしまった。
かよわい(自己申告)俺はヨロヨロと二三歩後ろに下がる。
「ちょっとキミ。どこ見てんの。」
『す、すみませんっ!!!』
ぶつかったのは金髪眼鏡の背の高い人。真っ黒なジャージを身にまとっていた。
そのジャージには【烏野】の文字。
『…烏野?』
「そうだケド…。キミは?」
『俺は白鳥沢1年の紅鏡Aだ!』
「名前までは聞いてない。」
『お前の名前は?』
「…聞いてないし。まあいいか。月島蛍。キミと同じ1年。」
1年!?その身長で!?何食ったらそんなになるんだよ…。
『あー…ごめんな、ぶつかって。』
月「別に。」
無愛想な奴め。謝ってやってんのに…。
多分お前も責任あんだろ。今は首にかけてるが、ぶつかった時ヘッドホン付けてただろ。音楽聞きながら歩いてたな!
『ホントごめんな!!じゃ、俺はこれでー』
月「ちょっと待ちなよ。」
去ろうとしたら月島に腕を掴まれた。
『…なんだよ?』
月「ぶつかっといてお詫びもない訳?」
『は!?謝っただろ!?』
月「誠意が感じられない。」
この無愛想眼鏡め…
どうしよう…。お詫びかぁ…。!!そうだ!
『じゃ、しゃがんで口開けて。』
月「は?何言ってんのか分かんないんだケド。」
『お詫びが欲しいんだろ!!はーやーくー!』
渋々しゃがんで口開ける月島。
俺はカバンの中からあるものを取り出して月島の口に入れる。
月「!?」
『ショートケーキ味の飴!!美味いだろ!』
俺も一つ口に入れる。美味しくて思わず笑顔になった。
月「!?/////…美味しい…。」
『だろだろ〜!!』
そんじゃ、と言って今度こそ立ち去ろうとするがまた引き止められる。
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奈々 - まあ、いいじゃんか。寝言なんか。 (2021年7月11日 18時) (レス) id: c7b850bf22 (このIDを非表示/違反報告)
一花 - ローストビーフてwwwwwwwww (2021年7月11日 15時) (レス) id: c7b850bf22 (このIDを非表示/違反報告)
ひめたん - ローストビーフてwwwww (2017年9月3日 23時) (レス) id: 2e81ebfb56 (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - ローストビーフwww (2017年9月3日 21時) (レス) id: dfef77bffe (このIDを非表示/違反報告)
あなざーいか(プロフ) - 蘭花さん» すみません!!とんでもないミスを…。御指摘ありがとうございます!!!! (2017年2月3日 7時) (レス) id: 09de84b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あなざーいか x他1人 | 作成日時:2016年11月3日 21時