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3話 ページ5

『ただいま戻りまし…た』

バッと全員がこちらを向いたことにとても違和感を覚える。

『江戸川さん頼まれていた駄菓子です。』

江「ありがと!」

そういうとお菓子を開封し出す。

『続きやらなくちゃ…』

私は席についてパソコンに向かおうとする。

敦「あ、あの!」

『はい?』

敦「僕まだ島崎さんのことについて何も知らないので教えて欲しいです!」

『はぁ…最低限のことなら。』

正月自分のことはあまり話したくないし、なんなら他の社員とあまり親しくなる気もないが仕方ない。

『あのどんなことを教えれば?』

敦「ね、年齢は!」

『何歳に見えます?』

敦「へ?えーっと…23?」

『まさか私が太宰さんとかより歳上に見えるとか…?まじかぁぁ…病む…。仕事のせいだ。』

さっさとやめてもっとホワイトなところ行きたいよ!!

太「島崎ちゃんそれは酷くない?」

『すみません。』

敦「なんかすみません…」

『いえ、聞いたのは私ですので。あ、年齢は20です。』

まぁ、23歳とそんな変わらないけどやっぱり3歳の差はでかい!!

『これでいいですか?』

太「前から思ってたんだけど身長高いよね。何センチ?」

『168です。』

なんなんだこの人達。

太「じゃあ血液型は?」

『AB型じゃなかったですか?多分。』

正直血液型とかいちいち覚えてないけど、多分AB型だったような気がする。

『もういいですか?』

早くしないとまた残業だ。まじで。

瑠「体重はぁ?」

『体重は流石に言えません。重いので。』

瑠「えぇ!教えてよ!」

無理だって言ってんのに結構執拗いな…

『無理です。』

瑠「むぅ…」

顔はめちゃくちゃ可愛いくせに性格可愛くないから好きじゃねぇんだよ。

敦「異能力は?」

『ありますよ。』

太「どんな能力なの?」

『言いません。』

瑠「いいじゃん!減るもんじゃないんだし!」

『私は最低限のことしか言わないと言いました。なので言いません。』

これは私は間違ってないはず。

瑠「おーねーがーいー!」

与「島崎も教えてあげたらどうだい?」

何を言っているんだ。ぶち投げるぞ。出来ないけど。

『嫌です。』

瑠「うぅ…」

あー泣くなこれ教えないと泣く。

『分かりました。教えます。』

こればかりは仕方ないな。これからの私の社畜人生に支障をきたす。
















ま、教えるのはほんのひと握りだけだけどね。

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中二病メープル - 続きがめっちゃ気になる!頑張ってください!!! (12月3日 10時) (レス) @page25 id: e52a8096f8 (このIDを非表示/違反報告)
だちゃ(プロフ) - あおちゃんさん» 今作成中でそろそろ公開しますー!コメントありがとうございます! (2022年3月4日 22時) (レス) id: 6cadebb838 (このIDを非表示/違反報告)
あおちゃん - 病み感めっちゃ好きなんです!!更新待ってます!!頑張ってください! (2022年3月4日 17時) (レス) @page21 id: 04cb6cf63f (このIDを非表示/違反報告)
だちゃ(プロフ) - ムーくんさん» ありがとうございますー!!更新頑張ります! (2022年2月5日 10時) (レス) id: 6cadebb838 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - すごくこう言う作品好きです!これからも更新頑張ってください!いつまでも応援しています! (2022年2月5日 0時) (レス) @page21 id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:だるち | 作成日時:2022年1月4日 23時

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