告白大会 ページ23
『えっと…えっ？？あっと……』
「んふ、なんや、照れてるん？」
ズイッと顔まで近づけてきたゾム。鼻と鼻がくっつきそうなくらい距離が近くなり、視線だけを他のところに向けて自分を誤魔化した。
『いや…照れてるとか、じゃ…おぅ！？』
そんなふうにオドオドしてると、逆方向から今度は私の腕を掴んできた人物が一人。
振り向くとなぜかオスマンさんが私の腕を掴み引っ張っていた。
「ゾムばっかずるいやーん！俺もAちゃん独り占めしたいわ」
え？？ん？？？？あなたそんなキャラでした！？天敵だったじゃないですか！！私の！！犬猿の仲的な！？そんな関係だったじゃないですか！！
『あ、の…オスマン、さん…？』
「ん？何や？」
『独り占め…とは、えっと…一体…』
「えー？そのままの意味めう。俺もAちゃんのこと好きやし」
……はい？？
『……えっとそれは友達と』
「あ、もちろんloveの方な」
『あ、はいっ………』
…いや、納得しとる場合じゃない！！！なんだこの急なラブコメ展開！！さっきまでシリアスだったじゃん！！なんでよ！？
「お、おいお前ら…」
「はぁ、ええ加減にせえよー」
グルッペンさんとトントンさんが二人を引っ剥がそうと引っ張ってくれてる。しかし、二人共私から離れんとばかりにくっついている。タコかよ！！！
「……なんや！！！ゾムとマンちゃんばっかり！！！！ずるい！！」
『…え？？ちょっ！？……ぐぇっ！ちょっとシャオロンさん！！首！』
今度はシャオロンさんが後ろから私の首に手を回し抱きしめてきた。
「俺も好きやもん！！！」
あんたもか！！！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 602人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
壊(プロフ) - knさん…第一印象って、結構大事なんやで(遠い目) (2月16日 12時) (
レス) @page34 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
しおらーめん(プロフ) - パリフクさん» はぁ！！！そうですよね、つい終わりと書いてあったのでやめてしまったのかと思ってしまいました、、、、 (11月9日 18時) (レス) id: 4386bdb6b0 (このIDを非表示/違反報告)
パリフク(プロフ) - しおらーめんさん» コメントありがとうございます！リアルとの兼ね合いもあり更新頻度がひどく異なってしまっていて申し訳ない、少しずつ更新していく予定です！ (11月9日 11時) (レス) @page30 id: b24a8f7fb0 (このIDを非表示/違反報告)
しおらーめん(プロフ) - お、おわり、、、、なぜ、、、、なぜ、、、。無理しない程度でいいので新刊ください、、、、主様の作品無しでは生きられなくなりました､､､､､､ (11月5日 23時) (レス) @page30 id: 4386bdb6b0 (このIDを非表示/違反報告)
朱(プロフ) - パリフクさん» マンちゃんめっちゃ可愛い！！！！！ギャップきちゃぁあ！尊っ！！ (8月29日 16時) (レス) @page25 id: 3adc8ab666 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：パリフク | 作成日時：2023年5月17日 3時
