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「…ちょっと待てや、つまりその人狼に教育を教えるんか？知恵を持った化け物は本物の化け物になるでやめとけや」
すかさず我々国第1部隊隊長シャオロンが突っ込んでいく
「しかし知恵を持ったからと言って必ずしも私達を襲ってくるとは限りません！」
「その逆もまた然りやけどな？」
オスマンにそう言われうっと唸るエーミール、これでは埒が明かない。そう思ったグルッペンは指示を出す。
「よく聞けお前ら、この子には教育をしっかり受けてもらう。エーミール、お前に任せるぞ」
「！……はい！！」
「正気なんか？グルッペン」
「俺はいつだって正気やぞトン氏よ。しかしまだ危険な段階ではあるからな、部屋自体は隔離させてもらうゾ…これは総統命令だ。異論は認めん！！以上！解散！」
グルッペンの一言で幹部達は渋々ながら持ち場に帰って行く。
「この子の部屋は明後日までにトンつく隊に頼んで作ってもらう」
「ありがとうございます、良かったですね！えっと……」
「そう言えば名前が無かったな……うーむ……まぁ今考えても仕方ない明日また出直すゾ」
グルッペンはそう言って警戒心丸出しの人狼の頭を人なでして去っていく
「大丈夫ですよ、あの人、見た目は怖いですけどいい人ですから…これからよろしくお願いしますね」
エーミールもそう言って去っていく。1人残された人狼は隅の方で膝を抱えうずくまった…
『…言葉、喋れるけど……いわないほうがいいかな……』
そう、幹部達は大きな勘違いをしていた。人狼少女は、言葉を理解出来るし、なんなら話せるのである。
『人間達…怖くて、警戒してたけど…危ない人じゃなさそう……』
エーミールの顔をぼんやり考えながら呟く人狼少女
『喋れるの…黙ってた方が……いいよね……』
ここで実は喋れますと言ってら怪しまれてしまう。人狼少女は喋れることを秘密にする事にした。
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パリフク(プロフ) - シュークリームさん» 返信遅れて申し訳ございませんでした、コメントありがとうございます！なるべく早く更新できるように頑張っていきます！ (2021年7月10日 9時) (
レス) id: b24a8f7fb0 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム(プロフ) - 次のお話も楽しみにしています！頑張ってください！ (2021年7月5日 19時) (レス) id: 85fdf7e712 (このIDを非表示/違反報告)
パリフク(プロフ) - しちにくさん» コメントありがとうございます！被ってましたか…！あまり被らないようにと思っていたのですが…申し訳ないです！ (2021年5月12日 0時) (レス) id: b24a8f7fb0 (このIDを非表示/違反報告)
しちにく(プロフ) - 設定の名前かくにしてたからカクって出た瞬間やったか？と思ったw (2021年5月7日 16時) (レス) id: 0435ffaf22 (このIDを非表示/違反報告)
パリフク(プロフ) - ぐりむ＿REISAさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年11月9日 18時) (レス) id: b24a8f7fb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パリフク | 作成日時：2020年9月13日 19時
