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「……美味い……」
『ショッピお兄ちゃんとエミ先生の分も残したい……うーん……これがグルッペンさんで、これがゾムさん……こっちがトントンさん……』
しんぺい神さんの分はこれで…私の分は…これくらい？んー、もっと食べたかったけど……
皆もお腹空いてるだろうし……
「はぇ……かっわいい、爆発してまう…なんなんこのかわいい生き物…」
「悩んでんのに尻尾ぶんぶん振っとるで……A？俺いらんから食ってええんやぞ？」
私がうんうん唸っているとゾムさんがなぜか嬉しそうに私に言ってきた。
『え！！！……うー、い、いやだ！私皆と一緒に食べたいから…！！』
「すぅーー……ん"ん"、心臓が、心臓のこのあたりが締め付けられるわ……」
思わず言うと心臓を抑えて何かに耐え始めたゾムさん、どうしたんだろ？どっか痛いのかな…？？
「すみません、今戻りま……Aさん！！？？そ、それっ！！」
『あ、エミ先生だ！！おかえりなさい！これね、ゾムさんからもらったの！』
エミ先生にもあげるねと言ってチョコレートを差し出すと何かを諦めたようにため息をついた。
『えっと…エミ先生、怒ってる？？』
勝手にチョコレート食べたから怒ってるかもしれない……そう思って謝れば優しい笑顔でわしゃわしゃと私の頭を撫でる。
「あなたのせいではありませんよ、ふふ…これ、私のためにとっておいてくれたんです？」
『うん……絵本にね、書いてたの…皆で食べたら一人で食べるよりもっと美味しいんだって…』
だから、皆で食べようと、そう思ったんだ……あっちではそんなふうに誰かと食べるなんて出来なかったから…
「…Aさんは、優しくていい子で…私の自慢の生徒ですね」
『…？？……うん…？』
どうしてエミ先生が笑ってるのか、私には分からない…
「でもグルッペンさんは甘い物食べ過ぎです、後泣かせたってほんまですか？」
「え？いや、ちゃ、ちゃいますやんエミ兄やん？？あの……わぎゃぁぁぁ！？」
グルッペンさんは、エミ先生に怒られていた…。
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パリフク(プロフ) - シュークリームさん» 返信遅れて申し訳ございませんでした、コメントありがとうございます！なるべく早く更新できるように頑張っていきます！ (2021年7月10日 9時) (
レス) id: b24a8f7fb0 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム(プロフ) - 次のお話も楽しみにしています！頑張ってください！ (2021年7月5日 19時) (レス) id: 85fdf7e712 (このIDを非表示/違反報告)
パリフク(プロフ) - しちにくさん» コメントありがとうございます！被ってましたか…！あまり被らないようにと思っていたのですが…申し訳ないです！ (2021年5月12日 0時) (レス) id: b24a8f7fb0 (このIDを非表示/違反報告)
しちにく(プロフ) - 設定の名前かくにしてたからカクって出た瞬間やったか？と思ったw (2021年5月7日 16時) (レス) id: 0435ffaf22 (このIDを非表示/違反報告)
パリフク(プロフ) - ぐりむ＿REISAさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年11月9日 18時) (レス) id: b24a8f7fb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パリフク | 作成日時：2020年9月13日 19時
