日向の双子の姉は愛され美少女！part6

第147話 ページ10

灰羽「ポジションの名前ってカンケーある？


一番沢山、点をもぎ取った奴がエースだろ。


単純…」


まあ、たしかに……


否定は出来ないけど…



灰羽「じゃあまた明日な。日向のあの速攻、明日1番に俺が止める」


日向「！」


なんだろう、今、凄く……



リエーフならやりかねないって感じがした



日向「…沢山の点をもぎ取った奴がエース…


自分の手で……」




「……翔陽、トイレ行くんじゃなかったの」

日向「ああぁっ！！そうだった！！」


と言って、大急ぎでトイレに駆け込んで行った


「トイレ忘れるって……」


灰羽「…なぁ」


「えっ、まだいたの？リエーフ」

さっき戻って行かなかった…？汗


灰羽「戻ってきた！！なぁ、Aのこと黒尾さんや研磨さんが話してたんだけど仲良いのか？」


「ぇ、あー…うんまぁ」


灰羽「マジかー！研磨さんと仲が良いなら、俺もAと仲良くならなくちゃだな！」


……はい？


「え、な、何で？」

灰羽「オレ、早く音駒のエースにならなくちゃいけないんだよ！その為には研磨さんに合わせることも大事だろ？」


「そうゆうところを合わせるべきなのだろうか……汗」

灰羽「あ、でもそれだけが理由じゃなくて！ちゃんと仲良くなりたいって思った！」

「そりゃどうもー」


灰羽「よろしくな！」

「…」

灰羽「…え？」

「なんか、凄く…嫌だ」←


灰羽「ええぇぇっ！？俺なんかした！？」


うん。してるよ、現在進行形中で


「よろしくな」の所で私の脇を持って抱え上げるとはどういうことだこのやろー。


持ち上げられてるってことが凄く嫌だ

なんか嫌だ。←


という訳で

「リエーフ、しゃがめ」


私がそう言うとリエーフは私を降ろして、私の前で中腰になった



……なにこれ、従順な犬？？←


「…なんかこっちが申し訳なくなってきた……」

灰羽「？」


「…はぁ、よろしく」ニコ


リエーフの頭を軽く撫でてあげた



灰羽「……」

「…リエーフ？」


灰羽「A……」


「うん？」





灰羽「可愛いなっ！！」


ムギュウ！！！


「グェッ」←


絶賛リエーフの胸に押さえつけられ中です。


あ、このまま窒息死するかも……



「り、えーふ……はな、し……離せって……言ってんだろーがぁああぁぁぁぁ！！！」


ゲシっ！！！

灰羽「ごふっ…」






この日から日向Aは


灰羽リエーフに好かれることとなった。



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