蝶の姿【爆豪勝己】序章 (ページ18)

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未来への一歩ページ18

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「おいちょっと待て、何絆されてるんだ蝶蘭」

　泣き終えた私を見て弔さんが話しだした。

「絆していたのは貴様の方だろう、死柄木弔。」

　オールマイトが弔さんに向かってそう言った。

「黙れ。お前らはいつもいつも肝心な時に

人を助けられない。蝶蘭だってその被害にあった一人だ。

何を言ったってお前らは偽善者以外の何者でもない。

虫酸が走る、失せろよ…消えろ…」

「死柄木！」

「お前が！嫌いだぁあ！！！」

____グオォォオ！！

　弔さんが叫んだ後何処からか転送された

脳無の集団がヒーロー達を襲撃した。

　そして、私達は…

「うえぇ…！」

「何これ臭い！」

「何これ、ここ何処…？」

　元々街があったであろうこの場所は

竜巻でも起きたのではと疑う程に開けていた。

「悪いね、爆豪君」

「！」

　声の主は黒いスーツを着た男の人。

　弔さんとなにか話してる…。話の内容から察するに

あの人は弔さんがよく言う『先生』なのかな…？

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