０番目のｻｰｳﾞｧﾝﾌﾟは誰からにも愛されてるお姉ちゃんでした

傲慢と怠惰２ ページ26

ヒュー「んで、何が聞きたいんじゃ？」



椅子から降りた 『傲慢』 は俺に近付いてきた。




クロ「…姉ちゃんの事」




ヒュー「…『貪欲』のサーヴァンプの事か？」




クロ「ああ、本当に 『強欲』 と肉体関係が
あったのか？そうなのか？姉ちゃんは汚されたのか？」





ヒュー「お、落ち着け、お主…勘違いしてはおらぬか？」





クロ((ﾋﾟｸｯ「…勘違い？」




ヒュー「 『貪欲』 のサーヴァンプはそうゆう関係は結べぬし、何より見たのは肉体関係ではない行為じゃ、」




クロ「…はあ？」





ヒュー「キスじゃよキス」





クロ「キス…？」





ヒュー「見たのはそれだけじゃ、」





鉄「ヒュー…」





リンゴジュースを取ってきたのか




３つコップを持っている





鉄「肉体関係ってなんだ？」






ヒュー「て、鉄？、お主知らんのか？」





鉄「ああ、なんなんだ？」





クロ「…男と女が交わる事だ」





それから鉄は「交わる」という言葉を調べていた




ヒュー「…お主」




クロ「なんだよ」




ヒュー「『貪欲』 の事は忘れろ、昔から焦がれている事は 『暴食』 以外は皆知っている」




クロ「そうか…」





俺はリンゴジュース１杯を貰い




鉄達の家を後にした





ふと、思い出す





『『貪欲』 のサーヴァンプはそうゆう関係結べぬ』





…この言葉の意味はよくわからなかった

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