黒髪の君 Ⅳ (ページ18)

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あれから毎日のように封筒が入ってて、

毎日写真が入ってる

恐ろしいことにこれにも慣れて来てしまった

マネ「A、次、ラジオの生放送入る」

『、、はい』

スタッフ「Aさん、」

スケジュールを確認してると楽屋のドアを叩く音が聞こえ、目を向けると女性スタッフさんの姿

『はい、どうされました？』

スタッフ「木村さんがお呼びです」

マネ「俺が行きます」

木村さんという番組のプロデューサーの名前が出て、なにかトラブルでもあったのかと不安に思う

プロデューサーからの話は基本的マネージャーを通してタレントに伝わるもの

スタッフ「いえ、Aさん1人でいいって事でしたので」

不思議に思いながら、スタッフさんが急いでる様子をたったから、

分かりました、と返事をしてスタッフさんの後をついて行く

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「Aさん、」

『はい』

廊下を2人で歩いてると、スタッフさんが急に立ち止まって私の方に体を向ける

「最近変なこと起きませんでした？」

『、え？』

「物が無くなったり、誰かに見られてる感覚だったり」

「、、、毎日ポストに封筒が入ってたり」

目の前にいる彼女は口角を綺麗に上げて笑う

『、あなたなんですか？』

「ふはっ、気づくの遅すぎですよ？」

この笑い方に今までにない恐怖を感じて、逃げなきゃって思ってても、足が動かない

『、、どうして、』

「どうしてって、あんたが嫌い以外に理由ある？」

「男にチヤホヤされて、どうせ今の仕事だって大人と寝たんでしょ？」

『そんなことっ、、』

「、SnowManも可哀想ですよね、女がいて」

そう鼻で笑う彼女

「、、とりあえずごちゃごちゃするのめんどいので、消えてくれません？」

『えっ、、』

思いっきり体を押されて、

この目の前にいる女のニヤニヤした顔がどんどん離れていって

体が宙に浮く感覚

最後に感じたのは背中に感じた衝撃だった