【短編集】たからの子【呪術廻戦】 - 小説

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_欲よりも冷たくて、どうしようもないもの悲しさが胸に吹きつける。

　あぁ、ただ、あなたに一度、抱かれるだけでいい。私の中に、あなたの種を植え付けた後には、その子ごと私を、殺してください。

　生きていたって、いいことなんて、ないんです。ただ乱暴であれど、美しいあなた。最低な人生は、最低なあなたに壊していただきたいと思いました。

　―――ちょうど、桜の吹雪く季節でした。あなたには、もう二度と会うことはないでしょう。

(全一編収録、連載中)執筆状態：更新停止中

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作者名：うずのしゅげ | 作成日時：2022年11月25日 22時