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「あれ、畑野先生爪可愛い」
「ああ、玲奈さんがやってくれて、すごいですよね。私不器用だからこういうの疎くて」
「ふっ、何か夜の森で木拾いながら女子トーク、似合わないですね」
「確かに」
会話とこの状況のミスマッチさが、何だかおかしくて笑ってしまう。
こんな普通の会話できるんだ、こんなところでも
玲奈さん、ずっと電車内に篭って、山本さんの話を聞いてから、何だか周りと距離をとっているように見えたけど、畑野先生と話せたなら一安心かな。
次の日、全乗客念願のお風呂が、ついに完成した。
「生き返るー！！！」
「急に大声出すな」
「萱島さん？白浜です」
「Aもいまーす。湯加減どうですか？」
萱島さんがお湯を作っていたので、手伝おうと側に寄ると、白浜さんが入浴中だった。
「いい感じです。二人ともまだ入ってないんですか？」
「私は合間を見て、適当に頂きます」
「俺は、星眺めながら露天するって決めてる」
「はぁ、、綺麗だなぁ」
白浜さんが呟く。
その言葉につられて顔をあげると、元いた世界では触れ合う事のなかった、大自然が広がっている。
「こんなに綺麗なのに、もうここに人がいないなんて」
「みんな死んじゃったのかねぇ、それかここを捨てて月にでも行ったか」
「人がいなくなると、地球は綺麗になるって本当なんですね」
なんだか皮肉な話だ。
何もかも無くなった後に、こんなに綺麗な自然だけが残るなんて。
「どこに行ったのか、助けてもらったのに」
白浜さんは、思い起こすように、静かに語り出した。
先輩の一件で落ち込んでいた時に、背中を叩いて励ましてくれた、お好み焼き屋の女性の話を。
「あの時、ふんばれたのはその人がいたから。戻って未来を変える。そんなの出来んのかって正直思うけど、あの時助かって、今ここにいる理由、見つけた気がするから。やるしかない。出来ないなんて言ってられない。進むしか」
それは自分自身に、言い聞かせているようで、
きっとこれが、白浜さんが強くあり続けられる理由なんだと思った。
一途に信じられる彼が羨ましくて、自分の小ささが恥ずかしくなる。
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3人の隊長と座長の剣士@自由浮上自由返信(プロフ) - 藍さん» いえいえ､こちらこそ迅速な対応をありがとうございます!占ツクライフ､楽しんでくださいね! (7月15日 20時) (
レス) id: da35f6fb87 (このIDを非表示/違反報告)
3人の隊長と座長の剣士@自由浮上自由返信(プロフ) - 失礼します…!実在する方を小説に出す場合はオ.リ.フ.ラを外した方が良いですよ!また､nmmn(実在する人物を題材にした二次創作)ではご本人様の目につかないよう､伏せ字や検索避け(長くなってしまうので､お手数ですが詳細はご自身でお調べください)などをしましょう! (7月15日 16時) (レス) id: 6196f83925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍 | 作成日時：2023年7月12日 11時
