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萱島さんの隣でしばらく談笑しながら白浜さんを待ったけど、いつまでも戻る気配はない。
「白浜さん、大丈夫かな」
「あんたも白浜ファン?」
「あんたもって?」
「同僚さん」
ああ、畑野先生のことか
畑野先生はわかりやすく白浜さんに惹かれているのが見える。
でもわたしは、
「わたしは恋愛はもういらないので」
「若いのに、そんな事言ってると老けるぞ」
「萱島さんこそどうなんですか」
彼は遠くを見て何か考えている様子。
彼女のこととか?
横顔が少し切なく見えるのは気のせいだろうか
「色々あったし、今もこんなだし、興味もない、かな」
不思議と少し悲しくて、そんな自分が許せなかった。
もう何も望まないってあれだけ覚悟したはず、この心のざわめきはきっと気のせいだ。
そのままその場でうずくまりうとうと眠りにつくと、うっすら朝靄がかかっていることに気づく。
物音がして咄嗟に顔をあげると畑野先生が森に入ろうとしていた。
「畑野先生、白浜さんですか?」
「こんなに戻らないなんておかしいです。ちょっと見てきます」
「1人じゃ危ないです!私も」
萱島さんの止める声がしたと同時に、森の中から白浜さんが現れた。
すごくボロボロの状態に目を見張る。
「お前、どこでなにしてたんだよ、」
「良かった」
「怪我ですか?大丈夫ですか?」
3人の中で安堵した空気が流れる。
疲れ切っている白浜さんが口を開いた。
田中さんは見つからなかったと言いながらカバンから萱島さんの商売道具を取り出す。
萱島さんはすかさず受け取ると、中身を確認している。
ああ、よかった
嬉しくてホッとして泣けてきそうだ
いらないなんて言っていたけど大事な物なんだろ、と探し出した理由を語る白浜さん。
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3人の隊長と座長の剣士@自由浮上自由返信(プロフ) - 藍さん» いえいえ、こちらこそ迅速な対応をありがとうございます!占ツクライフ、楽しんでくださいね! (7月15日 20時) (レス) id: da35f6fb87 (このIDを非表示/違反報告)
3人の隊長と座長の剣士@自由浮上自由返信(プロフ) - 失礼します…!実在する方を小説に出す場合はオ.リ.フ.ラを外した方が良いですよ!また、nmmn(実在する人物を題材にした二次創作)ではご本人様の目につかないよう、伏せ字や検索避け(長くなってしまうので、お手数ですが詳細はご自身でお調べください)などをしましょう! (7月15日 16時) (レス) id: 6196f83925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藍 | 作成日時:2023年7月12日 11時