飴が2つ *訂正 (24/3.15) ページ3
瑞希 side/
『瑞希、何してるの?』
声のする方を見てみるとドアの隙間から少し顔を
覗かせた、ボクの妹、Aが可愛く聞いてきた。
(頭の中)
あ”ーほんとAが可愛すぎる!ドアの隙間から顔を覗かせてそんな可愛い顔でこっち見ないで!
今日はお昼から皆で作業していて気づいたら夜だった。
だから少し疲れていたけどAを見たら疲れが無くなった。
治癒能力でもあるのかな…凄い!
ボクの妹が今日も可愛い!天使並に…いや天使d(
…と、まぁ気を取り直して
ボクは部屋の中に入ってきたAにパソコンの画面を見られないようにナイトコードを落ち、
「A。どうしたの?」
『ノックしたんだけど瑞希が出てこなかったから』
瑞「あ、ごめん!A。可愛い服がないかパソコンを使って見てたから集中してたみたい」
と、先程の問いに返事をした。
『…今、画面隠したよね?』
Aが少し怒ったように聞いてきたから
瑞「ボクの事が気になるの?Aってばそんなにボクの事が好きなんだー。嬉しいな〜」
と、少しからかうと顔を赤くして
『別に瑞希の事なんかそんなに好きじゃないし。私は瑞希が隠し事してるんじゃないかなって思っただけだから!
…って、話をそらさないで』
と言ってきた。
瑞「ボクは隠し事なんてないよ?隠すことなんてないし〜。それに…そんなにって事はボクの事好きなんだ〜」
『べつに…隠してないんだったらパソコンの画面見せてよ。』
瑞「別に見なくてもいいじゃん。Aが好きそうな服なかったし」
『どんな服か見たいだけだからいいでしょ。見せて』
瑞「…はぁー…見せても良いけど、会いたいって言わないでね!」
『…?わかった』
Aがパソコンの画面を開き
『…やっぱり、隠してたんだ。あれ、ナイトコードしてたんだ。誰と?』
興味津々に聞いてくるAにボクは
瑞「…ボクと一緒にサークルで活動してる友達」
と答えた。
『瑞希の友達!会ってみたい!』
Aが目をキラキラさせながらお願いをしてくるから
瑞「ダメだって。さっき会いたいって言わないって約束したでしょ。」
って言っても『お願い!瑞希の友達がどんな人たち
か気になるの!』
と言い、なかなか折れないからボクはある条件と引き換えにAのお願いである奏たちに会わせるという条件を飲んだ。
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作者名:猫の好物はマタタビ x他1人 | 作成日時:2022年9月22日 0時