１. 揺れる森林 ページ3
土と枯れ葉の香り。森林が踊るように揺れ、風が私の頬を優しく撫でる感覚で目を覚ます。
『 ( あれ 、ここどこ …？) 』
まだ覚醒しない脳を必死に動かしながら体を起こす、すると腕にぴりっと痛みが走る。
『 い”っ、 』
腕を見ると殴られた跡や掴まれた跡ばかりで痛々しい。
この跡だけで理解した。あぁ…樂様がやったんだな、と。
私は元から捨てられ子で樂様に拾われた、住まう場所が無い私を樂様は家に私を置いてくれた。
ただ、樂様は私を住まわせる代わりに頼まれた事をしなければいけない、というルールを作った。
それは簡単な時もあればとても難しい時もある、もし頼まれた事が出来なければ罰を与えられる。
私にとってそれが普通の生活だった
その日は樂様に頼まれた事を出来ずに帰宅した。
焚き火に使う枝を10本というとても簡単なものだった、だが私はそれを放棄し動物と触れ合った。
それがいけなかったのだ。
樂様はそんな簡単な事も出来ないのか、と激怒し私に暴力を振るった。
私は必死に謝ったが、やめてくれる気配もなく泣きじゃくりながらもう死ぬんではないか、と覚悟した。
……そこから記憶が途切れている。
とにかく、ここでいつまでも寝そべっている暇はないのだ。
きっと樂様は次の頼み事を出したに違いない、
急いで立ち上がり周りをきょろきょろと見渡す。
大抵こういう時、樂様はメモを置いてくれるのだ。
すると、思った通り小さく折り畳まれた紙を足元で見付けた。
それを拾って、中を見る。
“ もういらない。出てっていいよ ”
『 …え？ 』
あまりにも、いい加減な内容で
目眩がした。
…でも、あんな生活から逃げるチャンスだ。
そう前向きに考えながら紙を捨て、私は山を下りようと歩き出した。
紙に小さく書かれた文字にも気付かず。
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サナ - ´むぅ`さん» 凄いですね(笑) (11月26日 13時) (
レス) @page32 id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - サナさん» 森林化してますね、多分👍✨ (11月23日 0時) (レス) @page32 id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
サナ - ´むぅ`さん» それ、もぉどっちも死んでんじゃないですか！(゜ﾛ゜;ﾉ)ﾉ(笑) (10月14日 22時) (レス) id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - 彩華姫さん» 本当ですか…私のこんな文才でもかっこいいって言ってくださりありがとうございます😭✨ (10月14日 8時) (レス) id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - サナさん» 一世紀後くらいですかね！？（は）冗談でも嬉しいです、ありがとうございます🥰 (10月14日 8時) (レス) id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：´むぅ` | 作成日時：2023年5月31日 10時
