9. 小さく童顔 ページ11
。
カイラ「 起きたか。」
そこに居たのは青髪美少年こと、カイラさん。
『 はい。…ぁ…えっと、エンマさんは?』
カイラ「 …あぁ、彼奴は、まぁ…仕事やらされていてな…。俺が頼まれたから来た 」
『 ほぇ… 』
カイラ「 …それより、寝てなくて大丈夫なのか?」
私がベッドから離れた所に居て不思議に思ったのか目の前まで来て、しゃがんだ。
…ん??目の前に来た??
『 へ?大丈夫ですけど…えっと。それより、近い…です、』
私がそう言っても離れる気配ゼロ。
するとカイラさんは私の頬にすりっと手を添えた。……こそばゆい。カイラさんに触れられ少しずつ顔に熱が集まってくるのがわかった。
『 ひぇ…。くすぐったぃ… 』
カイラ「 …動くな、じっとしてろ 」
『 ひっ…は、はい…。』
次はおでこに手を添えられた。
な…なんだ、びっくりした…
てっきり……って、何想像してるの私!!
顔をぶんぶんと横に振って目を開くと、ぱちっとカイラさんと目が合う。
カイラ「 そう言えば、エンマと話し合ったのだがキミは… 」
『 Aです 』
カイラ「 …Aは、此処に暫く住んで貰う事にしt『 やです。』」
カイラ「 …即答だな。まぁ…そういうと思っていた、そこで…だ。」
『 そこで…?』
カイラ「 此処ではない家を用意する事にした。」
『 えっ。』
たかが私のために?…優しいな、
カイラ「 …ただ、用意が完了するまでに時間が掛かる。その間の時間はこの屋敷で過ごしてくれないか?」
『 ……分かりました、ありがとうございます。』
そう言いぺこりと頭を下げた、わざわざ此処までしてくれてるんだもん。
少しだけ住むくらいならきっと大丈夫、少し辛抱すれば家に連れてってくれるんだもんね??
カイラ「 …それと、年齢を聞いても良いか?」
『 …17です、』
カイラ「 え?……あ、…すまん。君が童顔で身長が低めな故か小学生か中学生の娘にしか見えない。」
うむ????
なんですって
身長低めで童顔ですって??
身長低め=小さい、童顔=幼い
ほぅ。
『 いこーる幼稚園児みたいで可愛いってことか 』
カイラ「 どんな解釈だ 」
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サナ - ´むぅ`さん» 凄いですね(笑) (11月26日 13時) (レス) @page32 id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - サナさん» 森林化してますね、多分👍✨ (11月23日 0時) (レス) @page32 id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
サナ - ´むぅ`さん» それ、もぉどっちも死んでんじゃないですか!(゜ロ゜;ノ)ノ(笑) (10月14日 22時) (レス) id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - 彩華姫さん» 本当ですか…私のこんな文才でもかっこいいって言ってくださりありがとうございます😭✨ (10月14日 8時) (レス) id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - サナさん» 一世紀後くらいですかね!?(は)冗談でも嬉しいです、ありがとうございます🥰 (10月14日 8時) (レス) id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:´むぅ` | 作成日時:2023年5月31日 10時