2話 ページ3
_____だね
__________?
『ん……?』
チョロ/おそ「あ」
私は兄さん達の布団に寝かされていて、横にはチョロ松兄さんと、おそ松兄さんがいた。
ちょっと……ぼやけてる……
チョロ「大丈夫?」
『……え?』
おそ「ありゃ?気づいてない……?」
『?』
おそ「お前、熱あるよ」
熱?
そんな感じしないんだけど……
『???』
チョロ「38.5だったよ………」
『マジかよ……小説始まってまだ2話目なのに……』
チョロ「メタいっ!!」
おそ「んまぁ、寝てたらすぐ治るだろ〜」
ヘラヘラとおそ松兄さんっぽい笑みを浮かべながら、
私の頭を撫でる。
チョロ「はぁ…もう……早く治せよ?心配だから……」
スー
襖が開く。
トド「大丈夫?A」
スーパーの袋を手にぶら下げ、部屋に入ってくる。
おそ「お、おかえり〜」
一「色々買ってきた…」
トド「お粥作るよ!闇松兄さん!」
一「…」
部屋から出て行き、一階に降りて行った。
『……』ウトウト
チョロ「ん?あ、眠たい?」
『ん』
おそ「そかそか。じゃ、おやすみ〜」
静かに目を閉じた。
……
『んん?』
十四「あ!おきたぁ!」
カラ「十四松、しー、だ。」
十四「あ、そうだった……静かにしなきゃ……」
十四松兄さんは、自分の口にダボダボの袖を当てた。
『……お腹空いた』
カラ「お粥、食べさせてやろう……起き上がれるか?」
『ん』
起き上がるだけでも疲れるって……やばっ!
十四「大丈夫〜?顔、真っ赤っかだよ?」
『しんどい……』
カラ「よし、よく頑張ったな。口開けてくれ」
『あー……ムグッ』
モグモグモグ
『美味しい…』
カラ「後で一松とトド松に言っておくな?」
ニコッと笑う。
イケメン……
十四「……あ!僕が治してあげようか〜?」
ぽんっと分裂し、沢山の十四松兄さんが迫ってくる。
『えぇぇぇぇぇ!?!?!?』
カラ「ウェイト!ウェイトだ!十四松!」
十四達「あっはは!」
『あああああああ』
……
松代「先生……」
おそ「……」
カラ「……すまん」
チョロ「いや……しょうがないよ……」
一「……」
トド「……」
『治っタイムリー!!!あっは〜!』
病室には、口を大きく開け、走り回るAの姿と、
なんとも言えない表情な、Aの兄達の姿があった。
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作者名:きな粉もち猫 | 作成日時:2022年7月11日 0時