検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:639 hit

2話 ページ3

_____だね
__________?

『ん……?』
チョロ/おそ「あ」

私は兄さん達の布団に寝かされていて、横にはチョロ松兄さんと、おそ松兄さんがいた。
ちょっと……ぼやけてる……

チョロ「大丈夫?」
『……え?』
おそ「ありゃ?気づいてない……?」
『?』
おそ「お前、熱あるよ」

熱?
そんな感じしないんだけど……

『???』
チョロ「38.5だったよ………」
『マジかよ……小説始まってまだ2話目なのに……』
チョロ「メタいっ!!」
おそ「んまぁ、寝てたらすぐ治るだろ〜」

ヘラヘラとおそ松兄さんっぽい笑みを浮かべながら、
私の頭を撫でる。

チョロ「はぁ…もう……早く治せよ?心配だから……」

スー

襖が開く。

トド「大丈夫?A」

スーパーの袋を手にぶら下げ、部屋に入ってくる。

おそ「お、おかえり〜」
一「色々買ってきた…」
トド「お粥作るよ!闇松兄さん!」
一「…」

部屋から出て行き、一階に降りて行った。

『……』ウトウト
チョロ「ん?あ、眠たい?」
『ん』
おそ「そかそか。じゃ、おやすみ〜」

静かに目を閉じた。


……



『んん?』
十四「あ!おきたぁ!」
カラ「十四松、しー、だ。」
十四「あ、そうだった……静かにしなきゃ……」

十四松兄さんは、自分の口にダボダボの袖を当てた。

『……お腹空いた』
カラ「お粥、食べさせてやろう……起き上がれるか?」
『ん』

起き上がるだけでも疲れるって……やばっ!

十四「大丈夫〜?顔、真っ赤っかだよ?」
『しんどい……』
カラ「よし、よく頑張ったな。口開けてくれ」
『あー……ムグッ』

モグモグモグ

『美味しい…』
カラ「後で一松とトド松に言っておくな?」

ニコッと笑う。
イケメン……

十四「……あ!僕が治してあげようか〜?」

ぽんっと分裂し、沢山の十四松兄さんが迫ってくる。

『えぇぇぇぇぇ!?!?!?』
カラ「ウェイト!ウェイトだ!十四松!」
十四達「あっはは!」
『あああああああ』




……





松代「先生……」
おそ「……」
カラ「……すまん」
チョロ「いや……しょうがないよ……」
一「……」
トド「……」

『治っタイムリー!!!あっは〜!』

病室には、口を大きく開け、走り回るAの姿と、
なんとも言えない表情な、Aの兄達の姿があった。

3話→←1話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:おそ松さん ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きな粉もち猫 | 作成日時:2022年7月11日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。