96.悪魔はだあれ ページ17
ドサッという音と同時に、体に強い衝撃が走って私は反射的に目を開けた。
視界に入ってきた眩しい白に何度か瞬きして漸く目が慣れてきたところで、よく知る声が叫んだ。
「え、は、A！？お前どっから落ちて来たんだ！？｣
『おー、悠仁君。元気そうでなにより＿＿＿＿ってなんで服着てないのかなあ！？』
声がした方を振り返ると目に飛び込んで来たのは、ちょうどハイタッチし終わったであろう体制の五条先生と何故か全裸の悠仁君。
…これはあれだな。
悠仁君生き返ってあんまり時間経ってないな。
というか宿儺さんなんで此処に落としたんだ。
「………え、A？嘘だろ、生きてる？｣
『……おう、ちょっと落ち着こうか五条先生。私生きてる、超元気ですよ』
「やっほ、A久しぶりー。ははっ全く変わってないね｣
『しょーこ！会いたかったよー！！マイエンジェル！』
「きもい｣
『あうっ』
ペシッと頭をしょーこに叩かれた。
地味に痛いです。
今、私の目の前にはしょーこに渡された服を着ている悠仁君とこっちをガン見したまま固まる五条先生、目元の黒子が特徴の超美人のしょーこ。そして私たちの後ろにはこれまた驚いて固まっている伊地知さん。
元同期２人と元後輩１人、現同期１人がいるこの空間。
…うわあ、なんか複雑だぁ。
あれ、待てよ。さっきのしょーことの会話、悠仁君も聞いてたとしたら説明が面倒＿＿＿
「A｣
『ん？どうかしましたか、五条先生』
「…いや、本当にAかなぁって｣
『私は本物のAですけど…。え、ホントにどうしたんですか。頭打ちました？』
「だって髪めっちゃ短かくなってるじゃん｣
『……………』
マジで宿儺さん余計なことしてくれたな。
『…いや、これはその…ね。どこぞの呪いの王の好みで…』
「…へぇ、宿儺がね。君はこの行方不明の間何をしていたのかなあ？｣
にっこりと笑いながら近づいてくる五条先生。
これはもう、逃げるしかない。
咄嗟に立ち上がり後ろにいた伊地知さんの後ろに隠れる。
ごめん、伊地知さん。私のために犠牲になってくれ！
「ちょっ、Aさん！？｣
『伊地知さん！あの悪魔をなんとかしてください！』
「私に死ねと！？｣
「あっはっは。僕が悪魔なわけないよ。だよな、伊地知｣
「はっはい！！｣
『何言ってんの潔高君！？悪魔なんてこいつしかいないでしょ！？』
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小春日和 - すみません、なんでか残高になってるけど無視してください。……なんで残高なんだ？ (2023年2月20日 16時) (
レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
小春日和 - マリオットさん» コメントありがとうございます！タメ口で書くの苦手なのでこのまま敬語で書かせていただきます。全然ずうずうしくなんてないので是非先輩と呼んでください、めっちゃ喜びます。よかったら、マリオットさん残高の小説のタイトル教えて欲しいです！ (2023年2月20日 16時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
マリオット - 初コメ失礼します！一気読みしましたありがとうございます（？）学校休んで見てます！母にばれたらやばいです！私は小六ですが、呪術の小説書いてます！どうぞタメ口で､､､､､､私もよろしければタメ口で小春日和先輩と呼びたいです！ずうずうしくてすいません🙇 (2022年11月17日 13時) (レス) @page15 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
小春日和 - 雪さん» 私が壊した眼鏡って友達のなんです。しかも、その子の3回も壊してしまって…。私が借りた瞬間壊れたり、抱き付いたら壊れたり…。3回目なんて私が友達の近く通っただけで壊れたんです。……眼鏡に呪われてるのかな？ (2022年2月13日 10時) (レス) id: f0a1c41359 (このIDを非表示/違反報告)
小春日和 - 雪さん» 1話から一気に読んでくださったんですね！ありがとうございます！でも、夜更かしは駄目ですね…私は中ニなのに10時に寝てます。11時過ぎると睡魔がヤバいんです。 (2022年2月13日 10時) (レス) id: f0a1c41359 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春日和 | 作成日時：2022年1月31日 6時
