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7,会議〜次の生徒集会〜 ページ7

__貴方Side__

軽くお互いを知り終え、ないくんが話を本題へ移す。

「じゃあ今回の話は来週の生徒集会についてっ!」

書類に記載されている詳細を一つずつ丁寧に呼んでくれるないくんには流石だな、と思った(笑)

詳細は、こうだ。

来週の4月15日の一限目に体育館で行われる生徒集会で新・生徒会のメンバー紹介をすること。

そして会長、副会長は新入生に挨拶の文を読むこと。

生徒会初の主な活動内容はこんな感じだった。

「なーんだ、最初は結構簡単だね」

「こんなん皆でやったらすぐ終わってまうな!」

それから、私とないくんは、新入生への挨拶文を二人で考え、書類に挟まれていた原稿用紙にペンを走らせていく。

他のみんなは生徒会室を散策したり、毎年生徒会で制作している、学園アルバムの『校内』という項目の写真を取りに行ったり。

学園アルバムは、生徒会を引退するときに、生徒会室の本棚に保管するんだ。

「ここの生徒会室って凄い綺麗だよね〜」

「そうですね、大切にされてる感じがします!」

「あっ、敬語禁止っ!同い年なんだからね」

「あ、うん、わかった、(笑)ありがと!」

ないくんはとても気さくで話しやすく、どんな話題も会話を広げてくれる。

だから今日の放課後だけで、皆のことがとても良く知れた。

皆は中学の頃から一緒にいて、ずっと仲がいいんだとか、やっぱりその中でもないくんが一番しっかりしてるだとか。

一緒にいなきゃわからないようなことをとても楽しそうに話してくれて、ほんとに仲がいいんだなって思った。

 
  それから______。



そんな皆の仲に入り込めるくらい、仲良くなりたい。



  そんなことも感じていた。
 

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:桜 紅羽 | 作成日時:2022年10月2日 21時

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