カルエゴ先生には奥さんがいるようで

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来たる出産日カルエゴは冷や汗をかきながら扉の向こうで頑張っているAとお腹の子を今か今かと待っていた

「…がんばれ」

オギャーーーッ！

「！」

「おめでとうございます！かわいい女の子ですよ！」

「女の子…」

「奥様はあちらに」

汗でグッショリのA

「Aっ…」

『カルエゴくん…見て』

Aが赤ちゃんを抱きしめる

『かわいいっ』

「あぁ、そうだな」

『うんっ！』

「おつかれA、ありがとう」

『こちらこそ！』

2人の子が産まれた

「顔立ちがAそっくりだな」

『そう？目つきとかあなたに似てる気がするわ』

「私はこんな愛らしい目はしていない」

『あらあら笑』

スヤスヤと眠る赤ちゃんを優しく撫でる

それからしばらくするとたくさんの悪魔たちがお見舞いに来た

「カルエゴくん、先輩おめでとうございます」

「シチロウ…なんだその量の荷物は？」

「何ってお祝いの品だよ」

『すごいわね〜』

「いきなり皆で押しかけたら悪いからって他の先生たちのも持ってきたよ」

『後でお礼言わないとね』




「カルエゴくん、Aちゃ〜ん！おめでとう！」

「「おめでとうございます！」」

『理事長！入間くんにオペラさんも！』

「これが2人の子かなぁ？かわいいねぇ」

「カルエゴくんに似てなくてよかったです」

「どういう意味だ！」

『ふふっ笑』

「名前って決まったんですか？」

『えぇ』

「フェイレスだ」

「よろしくねナベリウス・フェイレスちゃん！」

こうしてカルエゴ夫婦にかわいいかわいい娘が産まれた

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