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『ゔぅっ…』

「気分はどうだ?」

『今朝よりはだいぶ…』

「夕飯は食べれるか?」

『そうね…軽くなら…』

「わかった」

つわりがひどく最近は一日中布団にいることが増えたA

最初は無理に動いて家事をしていたがカルエゴに

「こんなときくらい休め」

『でもあなたは仕事だってあるし…』

「体調が悪い妻を無理させるほど私はダメな男じゃない」

『…』

「もうひとつ命を抱えてるんだ無理しないでくれ」

と言い、しばらくはカルエゴが家事もこなしていた

なんでもこなすカルエゴに感謝をしていると同時に寝込んでしまいなかなか家のことができない自分に嫌気がさしていた

『グスッ…情けない…』

「A?」

夕飯を用意して運んできたカルエゴがAを心配する

「どうした?まだ気分が悪いか?」

『違うの…ごめんなさい…』

「なぜ謝る?」

『つわりとはいえ何にも出来ずあなたの負担になっちゃって…ごめんなさい』

「…」

カルエゴは夕飯を机に置くとベッドに横たわるAを優しく撫でる

「負担なんて思ったこと一度もない」

『え?』

「むしろ感謝してるんだ」

『かん…しゃ…?』

「出産はただでさえ命懸けだしかも魔界での出産は」

『…』

「そんな中産むことを決意して、今もこうして私とこの子のために戦ってくれてるお前が愛おしくて仕方がない」

『あなた…』

カルエゴの言葉にまた涙が込み上げてくる

「普段私のためにこの家を支えてくれてるんだ、こんなときくらい頼ってくれ…夫婦なんだから」

『ありがとう』

この後カルエゴはAをうんっと甘やかすのだった

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設定タグ:魔入りました入間くん , カルエゴ先生   
作品ジャンル:恋愛
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犬可愛いね! - 尊すぎてジタバタしました!ありがとうございます! (8月5日 16時) (レス) @page28 id: 16abd15ea3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - 豆腐の凉宮さん» みんな褒めすぎなくらい褒めんじゃん!ありがとうございます! (6月14日 23時) (レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐の凉宮 - あ、好き。モフエゴの着せ替え見たい!!後、カルエゴ先生と夢主がキスしたときに「キャー」って言ったのがダーリンとかかなって勝手に妄想すんの好きです (6月14日 18時) (レス) @page28 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - ラピさん» ありがとうございます! (5月31日 23時) (レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
ラピ(プロフ) - _( _  ᷄ᾥ ᷅ )_ふぅ...好き。カルエゴ先生尊い夢主ちゃんもまた良い (5月29日 22時) (レス) @page4 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆずこしょう | 作成日時:2023年4月15日 23時

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