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『土井先生』
「はい」
『何か盛りましたね？』
「えぇ、盛りました」
清々しいほどの笑顔で答える土井先生
「ですが流石はタソガレドキ唯一のくノ一だ、どんな薬にも耐性があるみたいですね」
『この程度の薬効いてたら忍者なんて務まりませんよ』
私はお茶を全て飲み干した
「しかし少々ご無理をされてませんか？送りますよ」
『結構です、触らないでください』
そう言って私は一度も振り返らず城に戻った
「おかえり〜お饅頭買ってきてくれた？」
『どうぞ』
「ありがとー…なんか怒ってる？」
『別に…』
「土井先生となんかあった？」
『え』
「あれ？会わなかった？」
『会いましたけど…なんで知ってるんですか？』
まさか…
「だって私が土井先生にAのスケジュール教えたもん」
やっぱり…
偶然にしては出来過ぎだと思ったんだ
まったくなんて上司だ
転職してやろうかこのやろー
「なんでそんなに不機嫌なの？」
『実はカクカクシカジカでして…』
「…ブフッ笑」
『何笑ってるんですか…』
「だって…っ笑」
『私怒ってるんですけど』
私はただ告白される前みたいにいたかっただけだ
一緒にお茶を飲みながらたわいない話で盛り上がり楽しい時間を過ごしたかっただけ
彼の隣は落ち着いて安心することが出来たのに…
『裏切られた気分です』
「…」
わかってる
忍びの世界では裏切りなんてよくある話
こんなことに一々反応しては忍者としてやっていけないのはわかってるけど…
『彼にはあんなことして欲しくなかった』
私、忍者失格だな…
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ゆずこしょう(プロフ) - しろりんさん» コメントありがとうございます！これからもこの作品をよろしくお願いします！ (3月30日 11時) (
レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 土井先生って…練り物が苦手だけど夢主ちゃんの作った練り物料理だったら…全然嫌がらないし美味しそうに食べるかもしれない…それで食堂のおばちゃんにも気に入られたりするかも…？🤭 (3月30日 11時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 誰の賭けが当たるのか楽しみです！くの一教室にも話が広がってそう…土井先生も夢主ちゃんの事を…そのうち名前で呼んで夢主ちゃんも土井先生の事を『半助さん』って、呼んでほしい…。🥰 (3月30日 10時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2024年3月26日 0時
