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勘右衛門side
「A〜！」
『どうしたの尾浜くん？』
「明日の小テストの勉強した？」
『今その真っ最中です』
知ってる
必死で教科書と睨めっこしてる姿がかわいくてちょっかいかけに来たんだもん
「一緒にやってもいい？」
『いいよ』
「よっしゃ！」
許可をもらうと俺はピタリとAにくっついて座った
『お、尾浜くん…』
「ん〜？」
『ち、近い…です』
「ダメ？」
『ダメというか…』
「なに〜？」
『…ドキドキして集中できないよ』
え？かわいい
かわいいがすぎる
聞いた今の？
顔も隠してるけど耳が赤くてバレバレなのもかわいい
「いいじゃん、もっとドキドキして」
『べ、勉強…』
「Aいつも予習復習しっかりしてるから平気だよ」
俺は机の下にある手を指を絡ませながら握った
『っ！？』
「かわいいねA」
『お、尾浜くん！』
「ねぇ、A…勉強辞めて俺とイチャイチャしようよ」
『！？』
Aの肩に頭を乗せてグリグリする
「好き、好きだよA」
『ま、待って…尾浜くん…』
「待たない、いーや待てない」
コツンとおでことおでこをくっつける
「ははっ笑すごく近いね」
『あ…』
「このままAにちゅーしたいな」
『！？』
「いや？」
『あ、あの…えっと…』
指先でAの唇をそっと撫でる
『ひぅっ…』
やばっ
めっちゃゾクゾクした今の
「小さくてかわいい唇だね」
『尾浜、くん…』
「食べちゃいたい」
そう言って見つめるとAの瞳は潤んでいて熱を帯びていて…
吸い込まれそう
「ごめんねいじわるしすぎた」
パッと離して筆を握る
「確か範囲は…『っ！』え？」
するとAが俺の袖をぎゅっと握って来た
え？待って、それはめっちゃキュンキュンするからまじでダメ
かわいすぎるぞ
『お、尾浜くんのこと、どう想ってるか自分でもよくわからないけど…尾浜に、口付けされても…そんなに嫌じゃ無いよ…』
「…え」
『尾浜くんになら大丈夫…』
やばい待って、顔がニヤける
思わず俺はAの頬にちゅっと口付ける
『！？』
「ダメだよ、あんまりかわいいこと言ったらそれだけじゃ終わらないからね」
『あっ…』
「次は本気で食べちゃうかも」
今日の放課後はまた一段と甘くて仕方なかった
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ゆずこしょう(プロフ) - ჱ̒^._.^さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (3月21日 12時) (
レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
ჱ̒^._.^ - あまあまで胸焼けしちゃう、、こんなのを待ってました、！早く付き合えー！！(^q^)更新気長に待ってます。 (3月21日 1時) (レス) @page17 id: 8c59a78f32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2024年2月21日 20時
