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Aside
「今日はお疲れ様Aちゃん」
『ありがとうございましたシナ先生』
くの一の特別授業が終わり山本シナ先生と一緒に歩いて帰ることになった
「また腕をあげたわね！」
『本当ですか！』
「えぇ、それに女性としての魅力も上がった気がするわ」
『女性としての魅力？』
「好きな殿方でもいるのかしら？」
『えっ！？』
いきなりの質問に驚きを隠せない
何を言ってるのシナ先生！？
「やっぱりそうなの？」
『そ、そんなんじゃありません！何楽しそうになさってるんですか！』
「ふふっ笑Aちゃんわかりやすいわね」
そんな質問をされて思い浮かぶ人はただ一人
「A！」
『…』
「誰にも言わないから、よければ相談乗るわよ」
優しいな先生
『私のことをかわいいって、好きだって言ってくれる人がいるんです』
「あらまぁ！」
『だけど…毎日言われてて、恋心なのかからかわれてるのかわからなくなってまして…』
「Aちゃんは彼のことをどう想っているの？」
『よくわからないんです…』
だけど、これだけは言える
『ただ…彼は他の人よりは特別な存在だと感じてるんです』
「なら、もう答えは出たようなものね」
『え？』
「門の前、見て」
いつの間にか忍術学園のすぐ側まで来ていた
言われた通り門の前を見るとそこには…
『尾浜くん…？』
「A！」
私のところに向かって走り出す彼
「おかえりA！」
『ただいま尾浜くん』
「会いたかった〜！」
ぎゅっと握られる手に熱がこもる
「あらあら、私はお邪魔かしらね」
シナ先生はそのまま立ち去って行った
『尾浜くん』
「何？」
『いつから待ってたの？』
「ないしょ」
そうイタズラに笑う彼は本当に嬉しそうだった
きっとかなりの時間待っていてくれたんだろう…
「今日の夕飯はおでんだって！一緒に食べよう！」
『…うん』
嬉しかった
私のことを待っていてくれて
私と会えて嬉しそうにしてくれて…
先生、私のこの気持ちは恋心と呼んでいいんでしょうか？
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ゆずこしょう(プロフ) - ჱ̒^._.^さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (3月21日 12時) (
レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
ჱ̒^._.^ - あまあまで胸焼けしちゃう、、こんなのを待ってました、！早く付き合えー！！(^q^)更新気長に待ってます。 (3月21日 1時) (レス) @page17 id: 8c59a78f32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2024年2月21日 20時
