問題40 ページ42
「そろそろ最後のサービスエリアだよ」
校長先生の声で目が覚めた。どうやら眠っちまっていたらしい。
ふと左肩に感じた重み。
「……!」
『……』
顔を横に向けると、派手な髪が視界に入る。その下で端正な顔が目を閉じて寝息を立てていた。
こんな俺得展開があっていいのか←
なるべく振動を与えないように斜め後ろの席を見た。どうやらみんな寝ているらしい。あの不死川でさえ吊り上げた眉を下げて眠っている。
まぁとりあえず煉獄が見てなくてよかった。
「(……マジで派手に綺麗な顔してるなこいつ)」
なんか知らねえが俺にドンピシャなこいつ。ガキの頃から綺麗な顔してるとは思ってたが、まさかこんな近くで見れるとは思ってなかった。ラッキーだが、若干緊張しなくもない。
……ったく。俺のド派手なアプローチを尽く躱しやがって、そのくせ警戒はしないのかよ。ムカつく……が、それすら許せんのは俺もアホだからだろうな。
「っ……くくっ……」
「!……おい」
1番後ろから笑い声が聞こえた。押し殺したような、バカにしたような。
「中々いいシチュエーションじゃねェか?」
「笑うな」
もっと普通に笑えばこいつだって怖がられねぇのに。
「ラッキーだなァ?」
「……ケッ」
「手ェ出したらヤベェな」
「出さねーわアホ」
出したいとも思ってねぇし、そうでなくてもこいつのバック、いや隣には常に目を光らせてる奴がいるし。
今は寝てるけど。
「もうすぐ最後のサービスエリアだってよ」
「おう」
不死川は悲鳴嶼さんに声をかけた。冨岡は意地でも起こさねぇやつだな←
俺としても隣の奴には起きて欲しくないもんだが。
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すみた先生(プロフ) - 星猫さん» ありすぎて文字数足りないので、次話で答えさせていただきます!質問コメントありがとうございます!! (2021年3月27日 17時) (レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか? (2021年3月27日 17時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すみた先生 | 作成日時:2021年1月27日 21時