問題2 ページ3
『え……教師チーム?』
「そうだよ。今年からやってみようと思ってね」
打ち合わせで校長先生が出てきたと思ったらこの話題。体育祭で選抜メンバーによる教師チームを作るらしい。
「今年は1年生もかなり強い子が入ってきた。2年生3年生も強い。そこに君達を交ぜたらいい勝負になると思ったんだ」
「し、しかし……生徒が」
「エキシビジョンマッチなら私達が順位に関わることはないでしょうね」
「そういう事だよ」
『つまり……おまけ?』
「生徒同士の戦いは見てて楽しいが、張合いがないと言う生徒もいる!全力で楽しんでくれるなら俺はやりたい!」
「俺も派手に賛成だ。生徒も教師も楽しめて良いじゃねえか」
「俺はどっちでもいいです」
「私もです」
校長先生が言い出したことだから反対意見は無かった。そもそも先生が間違ったことを言うとは思えないんだけどね。
『私は、皆が楽しめるなら』
「では決まりだね。今度生徒会にも話そうか」
「では段取りは私の方で」
「よろしく」
生徒会とは接点が多い。日常的にもそうだが、行事ごとに共同作業をすることが多いのだ。その度に彼らに多くの仕事を任せてしまうのが心苦しいが……
「選抜メンバーは14人。皆で決めて欲しい」
「「分かりました」」
校長先生は出張だと言って職員室を出て行った。
「……やはり体育祭だから運動能力が高い人間がいいですよね」
「じゃあ煉獄先生と不死川先生と宇髄先生は決定ですね」
「む!」「あァ?」「俺?」
「冨岡先生もじゃないですか?」
「?」
見るからにガタイが良い3人と体育教師。……ていうか
「ガタイなら悲鳴嶼先生がダントツですよね!」
「!わ、私は……」
「悲鳴嶼さんが出ると勝負になんねぇから却下だろォ」
「南無……」
強すぎるとの事で却下←
それから次々と決まっていく。
「あと2人か……」
「明らかに男多いから女の先生がいいな」
「ここは……」
「「嘉柳/先生!!」」
『え……』
「お前しかいない!」
「運動量なら煉獄と同じだしな」
「運動神経抜群な嘉柳先生なら!」
私か……
「あああの!わ、私も出ます!嘉柳先生が出るなら私も!」
『美月先生……
よし!承知した!皆で頑張ろう!』
2人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すみた先生(プロフ) - 星猫さん» ありすぎて文字数足りないので、次話で答えさせていただきます!質問コメントありがとうございます!! (2021年3月27日 17時) (レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか? (2021年3月27日 17時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:すみた先生 | 作成日時:2021年1月27日 21時