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問題19 ページ21

『ご馳走様でしたー』



間延びした挨拶を聞きながら店を出た。





『実弥。子供扱いしたことは忘れないからな』

「ガキっぽいお前が悪い」

『ガキっぽくない』

「そういうとこだっつーの」

『……痛い』

「痛くねェわ」


デコピンされて額を大袈裟に痛がれば今度はチョップが降ってきた。



「伊黒ー、あれ何ー?俺派手にキレそうー」

「知るか」←



「はぁ……おら」

「?」「あ?」『ん?』


投げ渡されたものをキャッチした。……冷たい。



「あちーだろ今日。そこで買ってきた」


なるほど、私達が茶番をしている間に宇髄はコンビニでアイスを買って来てくれたらしい。


「すまないね」

「……サンキュ」

『ありがとう天元!しかしよく好みが分かったな』

「俺はお前らが思ってるより周りの声聞いてんだよ」

『なるほど。私も参考にしよう!』


クー〇ッシュのプラスチック部分を口に含んで歩く。




「好きなアイスまでガキっぽ『何かな?』……何でもねェよ」


あ〇きバーを噛み砕きながらバツが悪そうに目を逸らした実弥。

「不死川。それは噛むものでは無いだろう」

「どう食おうが俺の自由だろ」

『よく噛み砕けるなぁ』


私の少し後ろでは小芭内がア〇スの実を1つ頬張っていた。冷たそうな顔をして、私に気付いた。

「……何だね」

『いや。冷たそうだな〜って』

「冷たいに決まってるだろ」←



「おせーぞー」

『ん?天元、君のアイスはどうした』

「あ?もう食ったよ」

『は?……ガリ〇リ君をたった30秒でか?』

「?おう」



どうやら強い男は口まで強いらしい。(違う)







「俺こっちだ」

「俺は少し寄る所がある」


『ああ。じゃあね』


実弥と小芭内と別れ、しばらく方向が同じの天元と歩く。







「夏祭り行くよな?」

『前も聞かれたな。小芭内以外は行くと言ったじゃないか』

「千寿郎は?」

『友達と行くそうだ』

「派手に思春期じゃねえか」

『寂しい気もするが、千にも友達がちゃんといて嬉しいよ』

「お前ん家はシスコンブラコンだもんな」

『む。そんなことは無い』

「えー(あるわ)」←








「カヤー!!!!」

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すみた先生(プロフ) - 星猫さん» ありすぎて文字数足りないので、次話で答えさせていただきます!質問コメントありがとうございます!! (2021年3月27日 17時) (レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか? (2021年3月27日 17時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すみた先生 | 作成日時:2021年1月27日 21時

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