問題13 ページ14
『うわっ……流石に速いなぁ』
「嘉柳先生！？」
「マジ？」
「うわ〜どうだろ……抜かれそー」
「嘉柳先生勝負しましょう！」
『望むところだよ』
終盤になってきたからか速い人を集めてるな。杏寿郎でさえ1位の少し後ろを走っている。うむ……あれは野球部か。
『杏寿郎ー！頑張れー！あと少しだぞ！』
「うむ！」
お、まだギア上げられたか。
1位に並びテイクオーバーゾーンに迫る杏寿郎。
《青組と教師チーム煉獄先生同着！次の走者にバトンを繋ぎます！》
「頼んだ！」
『任せろ』
チームT
第7走者 私
『はぁ〜速いね』
「負けられません、から！」
『私もだよ！』
せっかくみんなが全力を出しているんだ。私が出さないでどうする。
隣は見ずに、前だけを見て走る。繋いできたバトンを私は1位で持って行かなきゃいけないのだから。
《トップに躍り出たのは教師チーム嘉柳先生！すぐ後ろには青組が迫ります！！》
「おーしそのまんま持ってこーい」
『無茶を言う……！』
これでも全力なんだが、思ったより後ろの子が速い。いつ追いつかれるか……
『ｽｩ……っ』
息を止めて
《おっとここでまだ速度を上げます嘉柳先生！！》
『っ、ほら！』
「ナイスラン」
しっかり1位で次の手にバトンを握らせた。
《遂にアンカー！！バトンが最初に渡ったのは教師チーム！》
チームT
第8走者 宇髄
「クッソ2メートル！！」
「リーチエグすぎだろ！？」
「もうちょい手加減してくださいよ！」
「してるしてる〜」←
黄色い歓声の中、ゴールテープをぶっちぎりで破ったのは
『余裕だな……』
「手加減なんか1ミリぐらいしかしてねェだろアイツ」
『エキシビジョンのはずなんだがなぁ……』
「完全に生徒の舞台奪っちゃいましたね……」
「流石俺！派手に1位でゴール！！」←
ただのお子様だった。←
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すみた先生(プロフ) - 星猫さん» ありすぎて文字数足りないので、次話で答えさせていただきます！質問コメントありがとうございます！！ (2021年3月27日 17時) (
レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月27日 17時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみた先生 | 作成日時：2021年1月27日 21時
