【五条悟】見 ら れ た 。

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歪む話


「なあ」
「死ね」
「なーあ」
「死ーね」
「ごめんて」
「死んでね」

　「何言っても許されない世界とかアリ？」お前だけにならアリアリだよ？ 女子のスカート履いてなにノリノリで人前に出てきてんだ？ 同じ人間とは思えねーから首輪付けて舌出しながら四足歩行してろ！


「いやノリでやっただけなんだって」
「ノリだからって減刑になると思うな？ 死刑、公開死刑にしてやる」
「好きだよA」
「絞殺するぞ？」

　とりあえず正座させられただけでも私凄い。あの五条悟だよ？ 新品の消しゴム貸したら四つ角が全部ツルツルのなだらかな面に仕上げて返してくるあの五条悟だよ？ いやあ、 景色がいい〜。


「仮にな？ 卒業後も呪術師続けるならたまに高専の生徒とも組むわけでしょ？ そのときにまたノリとか言って女子生徒のスカート履いてみ？ リアルで首飛ぶぞ？」
「年下相手にんなことしねーって」
「それフラグって言うの、分かる？」
　
　頭の上に足置かれて叱られる気分はどうかね？ 特級術師の頭が二級術師に踏まれるなんて前代未聞この先も起きねーぞ？私とお前のペア以外でな、


「あ、パンツ見えてんぞ」
「乙〜これスパッツですから〜〜〜！！」
「でもその下も黒じゃん」
「なんで知ってんだよ！」
「いっっっってえ！！」

　かかと落としした(大満足)。カマかけただけって返ってきたからもう一発ご褒美あげといた。


──


「は〜〜〜〜ん、野薔薇のスカートねえ……」
「ごめんA〜〜〜！！ でも悠仁も笑ってるからよくない！？」
「いいわけねーだろ！ 死ね！」


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