第十話 覗き見 ページ12
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いた!親友男子2・名前と親友女子・名前!
二人は細い路地裏にいた。しかも……
「親友女子・名前、僕と付き合って下さい!」
私が二人のもとに到着したとき、丁度告白シーンだったのだ。
私は少し離れたところを捜索している親友男子1・名前に向かって大きく手招きする。
親友男子1・名前はすぐ気付いて、こちらに駆け寄ってきた。
私達は曲がり角の裏で待機をしている。ここからなら告白の様子は丸見えだが、向こう側からは見えないようだ。
私と親友男子1・名前は息を潜める。
すると親友女子・名前が顔を真っ赤にして、泣き出した。ポロポロと涙が親友女子・名前の目から溢れ出す。
「親友女子・名前……?!」
親友男子2・名前が親友女子・名前に心配そうに近寄る。
親友女子・名前は首をふるふると振って、声を絞り出したように言った。
「違うのっ……!嬉しくて、泣いてるの。こちらこそ宜しくお願いしますっ」
そのセリフを聞いて親友男子2・名前は親友女子・名前を優しく抱きしめる。
わぁっ!人が抱き合っているの初めて見た。
親友男子1・名前もそう言うのには耐性が無かったようで、顔を赤らめて茫然とその様子を眺めていた。
「じゃあ、学校行くか」
親友男子2・名前が泣き止んだ親友女子・名前の手をとる。
「うん」
親友女子・名前はただ繋いでるだけだった手を恋人繋ぎに繋ぎ直した。
良かった、二人が両思いになって。
ホッとして親友男子1・名前の方を振り返ったとき。
親友男子1・名前が口を開いた。
「A、俺って本当はドSなんだぞ。それにめっちゃ健全な男子中学生だからな」
親友男子1・名前は急に訳のわからないことを言い出し、私を壁に追い込んできた。
親友男子1・名前の気配が違う……?!
「今の俺理性が狂ってるんだ」
最後にそう呟いてさらに私に一歩近づいてきた。
このままじゃ、親友男子1・名前に何かされちゃう……?
(急にどうしちゃったの?それに私、どうなっちゃうの〜!)
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作者 - お知らせです。スマホがぶっ壊れましたので、3dsで更新します (2020年4月8日 11時) (レス) id: 9780752fa5 (このIDを非表示/違反報告)
綾芽 - 面白い。更新ファイト! (2020年4月6日 15時) (レス) id: 49419d4c4d (このIDを非表示/違反報告)
ほの - 小説読ませてもらってます。Snow Manっていうグループのメンバーの名前で読んでます。お話面白いです。これからも更新頑張って下さい。 (2020年3月30日 13時) (レス) id: 09e43cf4c2 (このIDを非表示/違反報告)
アメノエナ - え、好き。(突然の告白)応援してます頑張ってください! (2020年3月25日 10時) (レス) id: ade8211ab6 (このIDを非表示/違反報告)
杏花 - とても面白いです!更新頑張ってくさい!楽しみにしてます! (2020年3月18日 10時) (レス) id: 17f4c87d64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*lemonsoda* x他2人 | 作成日時:2020年3月16日 8時