四枚目 ページ5
あの日から俺はグラディのもとに通う日々が続いた
というのも、俺が魔法を使えることを知った彼女がそれなら、と俺に魔法を教えてくれるというのだ
「お邪魔するッスよー」
『いらっしゃい!ラギー』
今日はね〜と、楽しそうに俺に勉強を教える彼女
実戦だけでなく机に向かってのものもあった
慣れないことで正直疲れたが彼女とのこの時間が存外嫌いではなかった
答えがあってて褒めてくれる彼女
つまみ食いをして怒る彼女
色んな彼女に、胸の高鳴りは止むどころかさらに強くなっていた
彼女の全てが愛おしかった
けれど1つ嫌なことがあった
雪の日の彼女の泣きそうな顔
大好きな彼女のたまに見せるその顔が俺の胸を酷く締め付けた
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夏ミカン(プロフ) - コメントありがとうございます!!!そう言っていただきうれしいです!!! (2020年10月21日 19時) (レス) id: d0b909f8a9 (このIDを非表示/違反報告)
ぐで〜る?(プロフ) - すごく面白いです!最新待ってます (2020年10月21日 18時) (レス) id: e960e2a70d (このIDを非表示/違反報告)
夏ミカン(プロフ) - スミマセン、わますれました !指摘してくださり、ありがとうございます! (2020年8月4日 7時) (レス) id: d0b909f8a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏ミカン | 作成日時:2020年8月3日 13時