捕らわれのお人形さんは恋をする (ページ14)

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お人形さんと嫌われ者の第２王子ページ14

監督生さんと別れると、私は気持ちを静めるために目的もなく歩き続けた

暫くすると、植物園にいきついた

誰もいない静かな空間

ニャーと、ムーが足元でじゃれている

『大丈夫だよ、ありがと』

しゃがんで頭もを撫でてやれば、ご機嫌に喉を鳴らす

『ねぇ、ムー。少しお昼寝しよ。起きたらきっといつもの〖私〗に戻るから』

[独りにしてごめんね、A。けど、どうか、貴方だけは────]

『・・・・・・』

なんだか、夢を見た気がする

昔の夢

けして忘れてた訳じゃない

ただ少し目をそらしていたかった

此処はとても温かくて優しいから

｢....おい｣

不意に後ろから低い声がする

振り返れば、其処には我が寮の寮長がいた

『キングスカラー先輩』

どうして此処に、と疑問に思ったがすぐにハイエナの友人から、此処が彼のお気に入りの場所だと言っていたのを思い出した

｢なぁ、お前。名前はなんつーんだ｣

『A・プーパです』

｢...チッ、ちげーよ。本名のこといってんだよ｣

『...!?』

｢俺は仮にも第２王子だぞ、知らねぇわけがねぇだろ｣

｢なぁ、アーラック家ご令嬢。A・アーラック様｣

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すいません、更新が遅くなってしまいました！

言い訳を聞いてください！

私、ゲームを、三つ掛け持ちしてるんですよ！

それに加えてYouTubeやTwitterで推しを漁る日々

宿題も沢山あるし...

世の中オタクに厳しい！！！！

と、常日頃思っております

こんなダメ作者ですが、よければお付き合い下さい！

あと、久しぶりにみたら、お気に入りが１１人に！！

本当にありがとうございます！！！！

追記
アーラ...イタリア語で翼

ラック...英語で幸運

ネットで調べたものなので間違ってたらすいません